Background

背景

株式会社明治が取り組む、カカオハスクのアップサイクルを通じた非食品領域のブランド「CACAO STYLE」。その連結ブランドとしてローンチされた、インテリアブランド「brownew」のブランドデザインプロジェクト。brownewは、チョコレート製造の過程で生まれるカカオハスクをマテリアルの一部として活用し、3Dプリンターによって造形されたプロダクトを展開するブランドです。カカオ由来の特徴的なブラウンの質感を活かしながら、日用品やインテリアとして暮らしの中に取り入れられる新しいライフスタイルを提案しています。
ブランド名は、「Brown」と「New」を掛け合わせたもの。カカオハスク由来の茶色い素材に、新しい価値や可能性を見出すという意味が込められています。
COYOTEでは、ロゴデザイン、Webサイト、ビジュアルコミュニケーション全般のディレクションを担当しました。

brownew_ロゴデザイン

Concept

コンセプト

brownewが目指したのは、アップサイクル素材を単なる環境配慮の文脈だけで見せるのではなく、暮らしの中で自然に選びたくなるライフスタイルプロダクトとして届けることです。
カカオハスクという副産物を活用しながら、3Dプリントによって新しい形へと生まれ変わらせる。そのプロセスには、素材の再解釈と、日常への再接続というブランドの思想があります。
テクノロジー由来の先進性を持ちながらも、住空間に置かれるプロダクトとしての親しみやすさや上質さを兼ね備えること。そんなバランスを大切にしながら、ブランド全体のトーンを設計しました。

brownew_WEB
brownew_プロダクト

Design

デザイン

ブランドアイデンティティは、3Dプリントの造形プロセスーー線と面の関係性から着想し、設計しました。3Dプリントは、細かな線を積み重ねることで面をつくり、立体へと変化していく技術です。その構造をロゴにも反映し、ボールドな線と面の存在感を感じられるタイプフェイスを制作しました。
一方で、過度にテックな印象へ寄せるのではなく、インテリアブランドとしての洗練や日用品としての佇まいも重視。プロダクトの造形美や素材感が自然に伝わる、静かで上質なブランドイメージを目指しています。
カラーリングは、カカオハスク由来のブラウンやチョコレートを想起させる色調をベースに設計。素材の背景を感じさせながらも、暮らしの中に自然と馴染むトーンへと整えました。
ブランドアイデンティティを起点に、各種タッチポイントにおいても、情報の整理、装飾の排除を徹底。余白を活かしたシンプルな構成とすることで、ブランドの世界観とプロダクトの魅力がまっすぐ伝わる体験を設計しています。

brownew_プロダクト

Credit

Project Direction:Yusuke Mizobata(VOID INC.)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photographer:Eichi Tano

Background

背景

千葉・館山の名店とのコラボレーションから生まれた、フルーツソースブランド「TOROT」のブランディングプロジェクト。
本商品は、フルーツに異色の食材を掛け合わせることで、まだ体験したことのない新しいおいしさを提案する——単なる甘いソースではなく、食材の組み合わせによって味に奥行きや驚きを生み出すユニークな体験を創出するブランドです。
その独特で新鮮な体験や世界観を、パッケージやブランドビジュアルを通してどう伝えるかが、本プロジェクトのテーマとなりました。

TOROT_ロゴデザイン
TOROT_コンセプト

Concept

コンセプト

異色の組み合わせを、新習慣に。

 

TOROTは、フルーツにビーツやトマト、さつまいもなどの食材を掛け合わせたフルーツソースです。ラインアップには「いちご×ビーツ」「ゆず×イモ」「でこぽん×トマト」が展開され、それぞれ異なる味わいの驚きが設計されています。フルーツソースでありながら、ヨーグルトやパンだけでなく、チーズや肉料理などにも合わせられる。そんな自由で少し意外性のある食体験を、ブランド全体の世界観として表現しました。

 

そんなブランドの象徴として設計したのが、謎の巨人「TOROT」?! 

 

細かな設定をあえて語りすぎず、見る人それぞれが自由に物語を想像できる余白を残すことで、商品の持つ少しストレンジで神秘的な魅力を引き出しています。

TOROT_ロゴイメージ

Design

デザイン

デザインでは、フルーツソースの親しみやすさと、異色の組み合わせが持つ不思議さを共存させることを目指しました。パッケージには、ブランドの象徴である謎の巨人「TOROT」を大胆に配置。シンプルな瓶の佇まいの中に、どこか謎めいたキャラクターと鮮やかな色彩を組み合わせることで、目をひくストレンジな存在のパッケージに仕立てました。
商品ごとのカラーは、使用される果物や食材の個性を感じられるよう設計しつつも、謎の巨人の世界観を増強する色を選定しています。
ブランドを特徴づけるのは、単に味の説明をすることではなく、手に取った瞬間から「これは何だろう」と想像が広がる体験をつくること。TOROTは、食材の組み合わせが生む驚きや楽しさを、少し不思議な物語として届けるためのストーリーテリングなブランドです。

TOROT_パッケージ

Credit

Client:TOROT
Director :Shogo Otani(301 INC.)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

岩手県岩泉町を拠点に活動するmeetme株式会社による、ジビエブランドのマイクロブランディングプロジェクト。
プロジェクトは、「岩泉のジビエというものを、どのように扱い、伝えていくか」という問いから始まりました。
ジビエという言葉には、野生の力強さや土地固有の食文化が宿る一方で、食材としての品質や背景、生産者の姿勢までを丁寧に伝えなければ、その価値が十分に届きにくい側面もあります。
そこでCOYOTEでは、ブランドのネーミングを起点に、ECサイトのビジュアルデザイン、販促物、商品に同梱するハンティングレポートまでを横断して設計。大規模なブランド構築ではなく、限られた接点のなかで一貫した印象と体験をつくることを目指しました。

iwaizumi-noniku_ネーミング

Concept

コンセプト

「岩泉」の「ジビエ」を、そのままブランドにする。

 

岩泉で獲れた野生の肉であること。その事実を過度に装飾したり、別の物語に置き換えたりするのではなく、土地と食材の関係をそのまま掲げることが、最も純度の高い伝え方だと考え、「岩泉野肉(iwaizumi-noniku)」という名称を提案。
「野肉」という言葉には、一般的な「ジビエ」よりも生々しく、野性味のある響きがあります。岩泉という土地の名と組み合わせることで、どこで生まれた、どのような食材なのかを端的に伝えながら、字面からも力強さが感じられるネーミングとしました。
ECサイトは「岩泉野肉商店」と名付け、土地の産物を扱う商店のような親しみやすさと、野生肉を扱うブランドとしての独自性が共存する世界観へと展開しています。

iwaizumi-noniku_デザインアセット鹿

Design

デザイン

ブランドのコアアセットとして制作したのは、鳥獣戯画を思わせるタッチで描かれた鹿のビジュアルです。
岩泉周辺では鹿が主な獣種であることから、鹿をブランドの象徴として設定。写実的で重々しい表現や単調なシルエット・アイコンではなく、どこかユーモラスで動きのある姿にすることで、野生の力強さを残しながらも、生活者が親しみやすいビジュアルを目指しました。
この鹿はECサイトのキービジュアルだけに閉じたものではなく、販促物や店頭ツールなど、今後さまざまな接点で活用できる汎用的なデザインアセットとして設計。ロゴを新たにつくるのではなく、名称、言葉、イラストレーションを組み合わせながら、ブランドらしさを形成していきました。

iwaizumi-noniku_WEB
iwaizumi-noniku_WEB

また、肉の背景を伝えるための同梱物として、ハンティングレポートのフォーマットデザインも制作しました。いつ、どこで、だれが、どのように捕獲したのか。商品のトレーサビリティを大切にする姿勢を、購入者が無理なく理解できるよう、情報の構造と階層を整理しています。制作する側が更新しやすく、受け取る側も必要な情報へスムーズにアクセスできることを重視し、レポートの枚数が増えてもストレスなく内容を読み取れる、シンプルで継続性のあるフォーマットに仕上げました。

ロードサイドに設置するのぼりでは、ECサイトとは異なる環境での認知設計を行っています。「岩泉野肉」の文字を家紋のような象徴として扱いつつ、走行中の車からでも瞬間的に内容を理解できるよう、メインの言葉には、より意味が伝わりやすい「岩泉ジビエ」を採用しました。
さらに、一種類ののぼりを単独で設置するのではなく、異なる色ののぼりを連続して並べることで、ロードサイドにおける視認性と印象の定着を高める構成を提案。もう一方には、「鹿に、舌鼓。」というコピーを配置しました。
食欲を喚起しながら、一瞬だけ意味を考えたくなる言葉によって注意を引き、通り過ぎるわずかな時間のなかでも記憶に残るコミュニケーションを目指しています。
ネーミング、ECサイト、イラスト、同梱物、ロードサイドの販促物。それぞれの役割に応じて伝え方を変えながら、「岩泉の野生肉を扱うブランドである」という一本の軸で接点をつなぐことを計画したプロジェクトです。

iwaizumi-noniku_ハンティングレポート
iwaizumi-noniku_のぼり

Credit

Client:meetme Co., Ltd.|Iwaizumi-noniku-syoten
Direction :Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Junki Takizawa、Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

株式会社KDDI総合研究所が推進する研究拠点「KDDI research atelier」の共創プロジェクト「FUTURE GATEWAY」。その第2弾プロジェクト「GOMISUTEBA」の一環として立ち上がった、循環型ブランド「RECAPTURE」のブランドデザインを担当しました。
本プロジェクトでは、不要になったモノ同士をつなぎ合わせ、新たなプロダクトへと生まれ変わらせるジョイントパーツの企画・開発・製造フローを構築。サイバー空間とフィジカル空間を融合させることで、誰もが手軽にアップサイクルを実践できる未来の生活様式を目指しています。COYOTEは、ロゴデザインを起点に、Webサイトやビジュアルコミュニケーションを通して、この新しい循環の考え方をブランドとして可視化しました。

recapture_コンセプトダイアグラム

Concept

コンセプト

RECAPTUREが掲げるのは、「壊して終わる」のではなく、「組み替えて新しい価値を生み出す」という循環の思想です。
不要になった素材は、一度分解・再構築されることで、新たな役割を持つプロダクトへと生まれ変わります。その繰り返す——Scrap and build的なサイクルそのものをブランドコンセプトとし、一つの要素が何度でも新しい価値へと変化していく世界観を設計しました。

 

ブランドが目指すのは、アップサイクルを特別な活動ではなく、誰もが自然に実践できる新しいライフスタイルとして社会へ浸透させることです。

recapture_キービジュアル
recapture_ロゴストラクチャ

Design

デザイン

ロゴタイプは、最小単位となる正方形のグリッドをベースに設計しました。積み木を組み替えるように、一つひとつのエレメントが自由に再構成されることで、いかようにも再構築できるロゴのあり方を提案。素材が分解され、再び組み合わさるアップサイクルのプロセスを、タイポグラフィそのものに落とし込んでいます。
また、Webサイトやビジュアルにおいても同様の——要素の集合により全体が浮かび上がる思想を反映し、循環し続けるブランド体験を一貫して表現しました。

recapture_イメージビジュアル
recapture_WEB

Credit

Client:KDDI Research, Inc.
Produce & Direction:NOD INC.
3D Printing Production & Support:Boolean Inc.
Architectural Design:Aki Hamada Architects: AHA 
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Copy Writing:Masahiro Inou
Photographer:Eichi Tano

Background

背景

建築家・若林拓哉氏が主宰するウミネコアーキによる、地域文化複合施設「ARUNŌ -Yokohama Shinohara-」のブランディングプロジェクト。
舞台となったのは、新横浜駅南側の住宅街・横浜市篠原町にあった旧横浜篠原郵便局。駅からほど近く、地域住民にとって身近な場所でありながら、役目を終えた建物をリノベーションし、地域の人々が自然と集い、新しい活動が生まれる文化拠点として再生する計画です。
COYOTEでは、ブランドアイデンティティの設計をはじめ、Webサイト、パンフレットなど、ブランド体験を形成する顧客接点のデザインを担当しました。

ARUNŌ_施設外観
ARUNŌ_施設内観

Concept

コンセプト

ブランドコンセプトは、「未知への窓口」。

 

郵便局がこれまで担ってきた「人や地域をつなぐ窓口」という役割と、ウミネコアーキが掲げる「well-doing」の思想を重ね合わせ、新しい挑戦や出会いの入口となる場所を目指しました。
誰もが気軽に足を運び、まだ知らない人や文化、自分自身と出会えること。その体験そのものをブランドの価値として位置づけています。
また、建物が持つ記憶を消すのではなく、その痕跡を新しい価値へとつなぎ直すことで、この場所ならではのアイデンティティを構築しました。

ARUNŌ_ロゴデザイン

Design

デザイン

ロゴタイプは、昔の郵便局の窓口に見られたアーチ状のフォルムから着想を得て設計しました。柔らかな曲線を取り入れることで、人を受け入れる「窓口」としての包容力や、新たな出会いへの入口をやさしく表現しています。
また、各地域での再現性(=拡張強度)を踏まえ、ストリートカルチャーにおけるエリア表現から着想を得た「045 + Area」というタグラインを提案。
地域への誇りや愛着を現代的なレコメンド表現へと翻訳し、篠原という土地の個性をブランドへ取り込みました。

ブランドカラーについても、郵便局として使われていた建物の記憶や用途をサンプリングし、かつての面影をほのかに感じられるーーが、少し異なるーー色彩設計を採用。過去と現在が自然につながるブランド体験を目指しています。

ARUNŌ_パンフレット

パンフレットでは、その世界観を編集的な視点で展開し、ブランドの思想や空気感をより深く伝える構成を設計。

Webサイトでは、初見での接点となることを意識し、やわらかなイラストをベースに、まちづくりの文脈に寄り添った親しみのあるコミュニケーションを構築しました。

ARUNŌ_WEB
ARUNŌ_WEBイラスト
ARUNŌ_篠原町の風景

Credit

Client:UMINEKO ARCHI
Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Web Development:Kazuya Ohori
Photography:Eichi Tano

Background

背景

鳥取県智頭町が持つ豊かな森林資源や林業文化を、インバウンドへ向けて発信するブランドプロジェクト。智頭町には、林業や豊かな自然景観など世界に誇れる地域資源がありながら、その魅力を十分に発信しきれていないという課題がありました。
そこで本プロジェクトでは、単に観光地を巡るツアーではなく、林業体験や森の中での食事、宿泊などを組み合わせ、その土地の文化や暮らしに実際に触れる体験型プログラムを企画。観光消費ではなく、地域の営みを学び、体感することを目的としたブランドづくりを行いました。

Hands on Heritage_キービジュアル

Concept

コンセプト

プロジェクト名は、「Hands On Heritage」。「Heritage」は、その土地に受け継がれてきた文化や自然、営みを意味し、「Hands On」という言葉には、それらを実際に手で触れ、体験しながら学ぶという想いが込められています。
目指したのは、観光地を巡るだけのツアーではなく、その土地で受け継がれてきた文化や暮らしを、自らの身体で体験する旅。林業や森林文化、自然の中での食事や滞在を通して、智頭町という土地そのものを深く知ることができるブランド体験が計画されました。
また、本プロジェクトがインバウンド向けのものであることから、日本らしさを感じられながらも、単なる和風表現には留まらない、現代的で普遍性のあるブランドを目指しています。

Hands on Heritage_ロゴデザイン

Design

デザイン

ロゴは、家紋とロゴタイプの中間のような存在として設計。頭文字である「H・O・H」を主要構成要素にしつつ、山や日の出といった自然のモチーフを組み合わせることで、智頭町が持つ豊かな自然と文化を象徴的に表現しています。また、深い森や神社での食体験など、この土地ならではの神秘的な空気感にも着目。シャープなディテールを取り入れることで、自然への畏敬や八百万の神々を想起させる静かな緊張感をデザインへ落とし込みました。

Webサイトでは、ツアーの予約だけでなく、地域文化を伝える読み物としての役割も重視。エディトリアルデザインライクな構成・表現を取り入れ、リズミカルな閲覧体験を目指しました。

Hands on Heritage_WEB(SP)

ポスターやSNSでは、グラフィックによる過度な演出は避け、智頭町の雄大な自然そのものを主役としたビジュアルコミュニケーションを展開。地域の空気感をそのまま伝えることで、旅への期待感を育むビジュアルコミュニケーションを設計しました。

Credit

  • Client:Chizu Forestry Landscape Conservation and Utilization Promotion Council
  • Produce : Yusuke Mizobata, Hikari Murashima(VOID INC.)
  • Art Direction : Yurika Omoto(COYOTE)
  • Design :Yurika Omoto(COYOTE)
  • Web Development:no boarder
  • Photography:Eichi Tano

Background

背景

ヴィンテージ家具を扱うショップ「BROCANTE」のリブランディングプロジェクト。
BROCANTEは店舗事業に加え、造園事業も同じブランド名で展開していました。しかし、店舗としての知名度が高かったことで、造園事業も同じ印象で認識されてしまい、法人としてのtoB向けな印象、信頼感や、それぞれの事業の違いが十分に伝わっていないという課題がありました。
そこで本プロジェクトでは、長年育まれてきたブランド資産を活かしながら、コーポレートブランドと各事業ブランドの役割を整理し、ブランド全体を再設計するリブランディングを行いました。

Brocante_ロゴバリエーション

Concept

コンセプト

目指したのは、一つのブランドの中で、それぞれの役割が自然に伝わるブランド構造をつくること。ヴィンテージ家具を扱うショップとしての親しみやすさや、フランスヴィンテージを感じさせる空気感はそのままに、企業としての信頼感や専門性も併せ持つブランドへとアップデートしました。
また、ロゴを0から完全に刷新するのではなく、それぞれのブランドに最適なロゴタイプを選定・整理することで、既存のブランド資産を継承しながら、一貫性のあるブランドアーキテクチャを構築しています。

Brocante_WEBイメージ
Brocante_WEBイメージ

Design

デザイン

Webサイトでは、「植物の魅力」「暮らしを少し豊かにすること」「日常の小さな喜び」というブランドの思想を、デジタル上でも自然に感じられる体験として設計しました。
過度な演出は行わず、余白を活かしたレイアウトや落ち着いたタイポグラフィによって、ブランドらしい穏やかな空気感を表現。ヴィンテージ家具や植物が持つ質感や温度が引き立つよう、シンプルで丁寧なビジュアルコミュニケーションを目指しました。
また、ロゴをはじめ、名刺、ショップカード、看板、フラッグ、シールなど、ブランドに触れるあらゆるツールを統一した思想のもと開発。個々の事業の個性は保ちつつも、一つのブランドとしての一体感を感じられる世界観を構築しました。

Brocante_A看板

Credit

Client:Brocante inc.
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Myu Aoki(COYOTE)
Photography:Eichi Tano
Web Development:LINKAKU inc.

Background

背景

東京・中目黒にオープンしたラグジュアリーピラティススタジオ「Alysse. Pilates」のブランディングプロジェクト。
本スタジオは、インテリアデザイナー・藤原直矢氏が主宰するSTUDIO ZINEによって、ホテルのような上質さを感じられる空間として設計されました。一般的にイメージされるピラティススタジオとは異なる空間的な特異性が特徴であることを受け、ブランドコミュニケーションにおいても、ピラティスにおいて一般言語となっているワークアウトや美容を前面に出す表現ではなく、より情緒的で豊かな体験価値を伝えることを目指しました。
ピラティスの本質に立ち返り、身体を鍛えるだけではなく、心身を整えるための場所としてブランドを設計。Webサイト、ショップカード、PRツールなど、スタジオと顧客をつなぐタッチポイント全体のディレクション及びデザインを担当しました。

Alysse_ビジュアルイメージ

Concept

コンセプト

掲げたブランドコンセプトは、「潤い」。

 

Alysse. Pilatesでは、ピラティスを単なる運動や美容のためのメソッドとしてではなく、心身を整え、自分自身の状態を取り戻すための時間として捉えました。
身体の大半が水でできていることから着想し、身体を潤すこと。そして、心が満たされるような豊かさを感じること。その二つの意味を重ね合わせ、「潤い」という概念・思想をブランドの中心に据えています。
加えて、ピラティスが持つ「軸」「コア」「リフレッシュ」といった本質的な価値を、ラグジュアリーな空間体験と接続し、心身ともに満たされるブランド体験を目指しました。

Alysse_ブランドカラー

Design

デザイン

デザインでは、一般的なピラティススタジオに見られるアクティブでスポーティな表現ではなく、静けさや余白、自然を感じられるトーンを重視しました。
ブランドカラーには、スタジオ空間との親和性を考え、自然を想起させるグリーンを採用。アクセントとしてスキンカラーを組み合わせることで、身体性や温度感、ターゲットの琴線に触れる“やわらかな上質さ”を表現しています。

Alysse_WEB
Alysse_WEB

Webサイトやショップカード、PRツールでは、「潤い」というコンセプトを軸に、呼吸や姿勢、身体の内側へ意識が向かうような静かなビジュアルコミュニケーションを設計。過度に説明的な表現ではなく、空間そのものが持つラグジュアリーさや、ピラティスによって心身が整っていく感覚を、色彩、余白、写真、タイポグラフィによって伝えることを目指しました。
身体を鍛える場所ではなく、心身の軸を整え、自分自身を満たしていく場所としてのブランド体験を構築したプロジェクトです。

Alysse_パンフレット
Alysse_パンフレット

Credit

Client:Alysse Co., Ltd.
Project Management:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Interior Design:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Direction & Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Junki Takizawa(COYOTE)
Assistant Design:Myu Aoki(COYOTE)
Photography:Studio/Nacasa & Partners Masato Kawano, Material/Yuri Kuramoto
Web Development:Homare Yoshizaki(LINKAKU inc.)
Flower Arrangement:Saihou Ozono

Background

背景

フォトグラファー・Asako Nakamura氏のWebサイト制作プロジェクト。フリーランスのフォトグラファーとして、写真作品をきちんと整理し、アーカイブできる場所が必要となったことからWebサイト制作がスタートしました。
アパレル、物撮り、ポートレートなど、幅広い領域で撮影を行うAsako氏の作品を、カテゴリごとの違いがわかりやすく伝わる形で見せながら、フォトグラファーとしての世界観や洗練された印象をオンライン上で表現することを目指しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、写真そのものが主役となるポートフォリオサイトです。多様なカテゴリの作品を一つのサイトにまとめながらも、それぞれの写真が持つ空気感や魅力が損なわれぬよう、構成や導線を理路整然と整理。
作品をただ一覧化するのではなく、フォトグラファーとしての活動や表現の幅が自然に伝わる、静かで見やすいアーカイブとして設計しています。

asako-nakamura_web

Design

デザイン

デザインでは、写真を着飾ることなく見せることを最優先にしました。Asako氏の作品は、アパレル、物撮り、ポートレートなど複数カテゴリにまたがるため、カテゴリーごとの違いが一目で分かる構成を提案。閲覧者が迷わず作品へアクセスできるよう、情報設計をシンプルに整えています。
また、写真以外の要素が過度に主張しないよう、余白や文字組み、レイアウトを丁寧に設計。理路整然とした画面構成によって、作品が持つ洗練された印象がサイト全体からも伝わるようにしました。

Credit

Client:Asako Nakamura
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Web Design & Development:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

トランプを用いたパフォーマンスアート「カーディストリー」。世界的に活躍するカーディストリーアーティスト・Tomoya氏を中心に、その魅力をより多くの人へ届けるために活動するブランド「Welcome Back」のブランディングを担当しました。
業界内では一定の認知を獲得していた一方で、ブランドとしてのデザインアセットやガイドラインは十分に整備されておらず、活動の広がりに対して一貫したブランド体験を提供できる環境が整っていないことが課題となっていました。
そこで本プロジェクトでは、カルチャーの魅力をより多くの人へ届けるためのブランド基盤を整備し、継続的にブランドを育てていけるブランドの土台づくりを行いました。

welcomeback_ロゴ

Concept

コンセプト

ブランドコンセプトは、“Let’s play together!”
カーディストリーを一部の愛好家だけのカルチャーではなく、誰もが気軽に触れられる文化へ。そんな想いを軸に、親しみやすさを重視したビジュアルコミュニケーションを設計しました。
ブランドの象徴として制作したのは、「WB」の文字をモチーフにしたキャラクター。ロゴとして機能するだけでなく、SNSやWeb、グッズなどさまざまな接点で展開できるブランドアイコンとして設計し、将来的にはIPとして育っていくことも視野に入れています。

welcomeback_Instagram

Design

デザイン

ブランドの核となるロゴは、「WB」の文字をベースにキャラクターとしてデザインしました。シンプルかつユーモラスさをまとった擬人化的手法で設計することにより、カーディストリーというカルチャーの楽しさや遊び心を自然に伝えられる存在になることを目指しています。
また、ロゴだけではなく、ブランドガイドライン、Webサイト、トランプをはじめとしたグッズまで一貫した世界観で制作。キャラクターをコアブランドアセットとして展開することで、オンライン・オフラインを問わず統一感のあるブランド体験を構築しました。
ブランドの認知を高めるだけではなく、カルチャーそのものが広がっていくためのブランド基盤を設計しました。

Credit

Client:Tomoya / Welcome Back
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design & Web Development:Myu Aoki(COYOTE)