Background

背景

カフェブランド「LATTE GRAPHIC」が運営するオンラインストアを、一つのブランドとして再構築するプロジェクト。
これまでECサイトとして運営されていたオンラインストアを、単なる販売チャネルではなく、ブランドの価値観やライフスタイルを伝えるメディアへとアップデートすることを目的に、ネーミング、ロゴ、Webにおけるビジュアルコミュニケーションを制作しました。ECサイトを訪れること自体がブランド体験となるよう、新たなブランドアイデンティティを構築しています。

Concept

コンセプト

ブランド名「Re:URBAN」は、「都市をもう一度見つめ直す」という意味を込めて301社が提案。LATTE GRAPHICが大切にしている「都市の中で豊かな時間を過ごす」という価値観を、店舗だけでなくオンラインでも体験できるブランドを目指しています。
慌ただしく過ぎていく都市生活の中で、ふと立ち止まり、自分らしい時間を取り戻すこと。その穏やかな時間の価値を、ブランド全体を通して表現することを計画しました。

reurban_ロゴデザイン
reurban_WEB

Design

デザイン

ロゴは、過度な装飾を施すことなく、タイポグラフィを基軸としたミニマルなデザインで構成しました。
都市で暮らす人々が、一息つき、心を整え、ゆったりと過ごす時間を表現するため、モダンさと落ち着いた余白感を纏ったロゴタイプを設計。静かな存在感を持つブランドアイデンティティを目指しています。
Webサイトにおけるビジュアルコミュニケーションでは、ECの機能性だけではなく、ブランドの世界観が自然に伝わる体験を重視。都市とカフェが心地よく共存する風景をテーマに写真を撮影・選定し、オンライン上でもLATTE GRAPHICらしいライフスタイルを感じられるデザインへと展開しました。

reurban_WEB

Credit

Client:LATTE GRAPHIC
Project & Art Direction:Shogo Otani(301 INC.)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photographer:Eichi Tano

Background

背景

アパレルブランドなどの利用を想定したスペース・スタジオを提供する「PORTE GROUP」のブランドアイデンティティおよびWebサイト制作プロジェクト。
PORTE GROUPが提供する空間は、撮影や展示、イベントなど、さまざまなブランドの表現の場として活用されます。そのため、空間そのものが強く主張するのではなく、利用するブランドや、そこで生まれるビジュアルを引き立てることを重視。余白を大切にした、静かで品のあるブランド表現を目指しました。

Concept

コンセプト

ブランド名「PORTE」は、フランス語で「ドア」を意味する言葉です。さまざまなブランドが出入りし、新しい表現や出会いが生まれる場所であることから、「扉」をブランドの象徴として捉えました。
扉は、外と内をつなぐ境界であり、次の体験へ進むための入口でもあります。その扉がいくつも重なり合い、新しいかたちや可能性が生まれていくイメージを、ブランドアイデンティティの中心に据えました。

PORTE GROUP_ロゴ

Design

デザイン

ロゴは、「扉」が重なり合うことで新しい形が生まれていくイメージをもとに設計しました。
シンプルな構成の中に、空間への入口や、ブランド同士が交差する場としての意味を込めています。スペース・スタジオという性質上、ロゴ自体が過度に主張するのではなく、さまざまなブランドや写真、空間利用の文脈に自然と馴染む佇まいを意識しました。
WEBサイトでは、スペースそのものを“箱”として捉え、味付けしすぎないシンプルなデザインを採用。今後、さまざまなブランドの写真や利用事例が並んでいくことを前提に、掲載されるビジュアルが主役になる画面設計を行いました。
余白を活かした構成とミニマルな情報整理によって、スタジオの機能や魅力を伝えながらも、利用するブランドの世界観を受け止められる体験を目指しています。

PORTE GROUP_WEB
PORTE GROUP_WEB
PORTE GROUP_WEB

Credit

Client:Urban Sharing Co., Ltd.
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

ギャラリーやスペースを貸し出すタイムシェアリングサービス「MEANWHiLE」のWebサイト制作プロジェクト。
MEANWHiLEは、インスピレーションに出会える空間を分かち合うことを目指したサービスです。単に空間を時間単位で貸し出すのではなく、それぞれの場所が持つ雰囲気や背景、そこで生まれる体験まで含めて利用者へ届けることを目指しています。
COYOTEでは、サービスの世界観を伝えるWebサイトのディレクション、アートディレクション、デザインを担当しました。

meanwhile_web

Concept

コンセプト

一般的なレンタルスペースのWebサイトでは、広さ、金額、立地、設備といったスペック情報が主な訴求軸になりがちです。
一方でMEANWHiLでは、建物や空間が持つストーリーそのものをきっかけに、利用者が「ここを使ってみたい」と感じることを大切にしました。
空間を単なる箱としてではなく、展示や撮影、イベント、制作活動など、新しい使い方を想像させる場所として伝えること。そのために、スペックよりも先に空間の“質感”や“余白”、そこで過ごす時間が伝わるWeb体験を計画しました。

meanwhile_web

Design

デザイン

デザインでは、写真を大きく扱い、空間そのものをゆったりと眺められる構成を重視しました。
過度な装飾や情報量を抑え、余白を活かすことで、建物や空間が持つ質感、光、静けさ、奥行きが自然に伝わる画面設計を行っています。
また、単にスペックを確認するためのサイトではなく、空間に触れながら使い方を想像できるよう、写真とテキストの関係性を丁寧に整理。閲覧者がその場所の物語に入り込み、自分なりの活用方法を思い描けるWebサイトを目指しました。

meanwhile_web

Credit

Client:brackets Inc. 
Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

ホテルやレストラン、商業施設などの企画・設計・運営を国内外で手がけるUDS株式会社が運営する「ホテル エディット 横濱」。その1階にある飲食スペースのリブランディングプロジェクトです。
場所柄から、ランチタイムは多くの人に利用されていましたが、それに比べてモーニングタイムは利用率が低い状態にありました。
ホテル利用者だけでなく、地域の人々にも選ばれる飲食店へと生まれ変わるため、既存の飲食スペースを新たなブランドとして再構築することになりました。

 

ブランド名も新たに「NOUMU」と命名。ロゴやWebサイト、ショップツールまで一貫したブランド体験を設計しました。

noumu_イメージビジュアル

Concept

コンセプト

ブランド名の由来は、「濃霧(のうむ)」。

 

朝、霧の中でぼんやりと目を覚まし、一杯のスープを口にすることで少しずつ身体も意識も目覚めていく——そんな朝(朝靄)の感覚をブランドコンセプトとして設計しました。
料理の主役となるスープを軸に、食事をすること自体を「目覚めの体験」として捉え、ブランド全体へと展開しています。

noumu_コンセプト
noumu_メニューパンフレット

Design

デザイン

ブランドロゴは、スープ皿を真上から見たシルエットをモチーフにデザインしました。ブランド名の「O」は器を象徴する円形として設計し、スープというブランドの象徴的な存在をシンプルな形で表現しています。

ロゴだけではなく、パンフレットなどのツールにも「霧が晴れていく体験」というコンセプトを反映。メニューでは、スモーキーなグレーから始まり、ページをめくるごとに明るい写真が現れる構成とすることで、朝の目覚めを一冊の中で体験できるデザインとしました。
また、Webサイトではスクロールに合わせて写真のぼかしが徐々に晴れていく演出を採用し、ブランドコンセプトをデジタル上でも体感できる設計としています。

 

ロゴやグラフィックを制作するだけではなく、訪れる前から食事を終えるまで、「目覚め」という一つの体験を一貫してデザインしたプロジェクトです。

noumu_Tシャツ
noumu_店舗スペース
noumu_店舗スペース

Credit

Client:UDS株式会社(ホテル エディット 横濱)
Produce & Direction:Junpei Mizobata(VOID INC.)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Copy Writing:Yuka Akashi
Photographer:Eichi Tano
Food Direction:Asaka Nishimura

Background

背景

飲食に携わる職人たちの価値を、より広く社会へ届けていくこと。そして、「職人と職人」「職人と社会」をつなぐプラットフォームとなること。
そんな思想のもとに設立された「INTUITIONS」のブランディングプロジェクトを担当しました。
優れた職人ほど、高い技術力や豊かな経験を持ちながらも、その価値を社会へ伝えるためのブランディングや事業づくりに課題を抱えている。INTUITIONSは、そうした職人の価値と社会とのあいだにあるギャップを埋めるために立ち上がったプロジェクトです。
職人集団であり、同時に橋渡しをするプラットフォーマー的な側面を持つINTUITIONSの姿勢を明確に伝えるため、ロゴ、Webサイト、名刺、フォトディレクションなどを通して、その思想をブランドとして可視化しました。

Concept

コンセプト

ブランド名「INTUITIONS」の由来は、職人たちが長年の経験を通して培ってきた「直観(Intuition)」です。価値ある料理は、知識や技術だけではなく、数え切れない経験の積み重ねによって磨かれた職人たちの直観から生まれます。
一人ひとりが持つ専門性や感性を掛け合わせることで、幅広い分野のプロジェクトへ新しい発想と確かな品質を届けること。そして、「職人と職人」「職人と社会」をつなぐ存在となることをブランドの理念としています。

INTUITIONS_ロゴデザイン

Design

デザイン

ロゴは、パティシエにとって象徴的な道具である「ホイッパー」をモチーフにデザインしました。
紋章のようなーー例えば、剣が交差するようなーー構成を取り入れることで、職人集団としての誇りや専門性、そして確かな技術を象徴するエンブレムとして設計しています。
Webサイトでは、シングルページという構成要件を逆手にとり、道具、卵、調理工程などの写真がスクロールに合わせて順番に現れ、一つの料理が完成していくプロセスを表現。職人の思考や手仕事が積み重なり、一つの価値が生まれる過程そのものをブランド体験としてデザインしました。
また、名刺にはロゴに含まれる斜めのラインを引用し、細い金色の箔押し加工を使って展開。シンプルな中にも上質さを感じられる仕様とし、職人集団としての信頼感やブランドの世界観を増強することを計画しました。

INTUITIONS_WEB
INTUITIONS_WEB

Credit

Client:INTUITIONS
Project Direction:Shogo Otani(301 INC.)
Art Direction:Yu Miyazaki(MY HEAD LLC.)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photography:Comura Mai