Background

背景

宿泊施設向けAIサービス「Hosport」のブランドデザインプロジェクト。
Hosportは、宿泊施設の予約管理や問い合わせ対応、バックオフィス業務など、日々のオペレーションをAIによってサポートするサービスとして立ち上がりました。
多くのAIサービスが「効率化」や「テクノロジー」を前面に打ち出す中、本プロジェクトでは機能を伝えるだけでなく、「一緒に働く仲間」として自然に受け入れられるブランドを目指し、ロゴとイラストレーションの開発を行いました。

hosport_イメージビジュアル

Concept

コンセプト

目指したのは、「AIが導入される」のではなく、「優秀なスタッフが一人増える」ような体験です。
業務を置き換える存在ではなく、人に寄り添い、日々の仕事を支えるアシスタントのような存在としてブランドを設計しました。
無機質で冷たいAIではなく、人と一緒に働くパートナーとして感じられること。その親しみやすさを、ブランド全体のコンセプトとしています。

hosport_ロゴデザイン
hosport_イラスト素材

Design

デザイン

ブランドの象徴として、キャラクターを取り入れたロゴマークを提案しました。当初、クライアントからキャラクター制作の要望はありませんでしたが、サービスに親しみを持ってもらうためには、人間味のあるシンボルが必要だと考え、アイコニックなキャラクターロゴを計画しました。

キャラクターは、少し先を歩きながら振り返り、「こちらですよ」と自然に導く姿をイメージ。人を置き去りにするのではなく、同じ目線で伴走するAIの姿勢を表現しています。
また、ホテルのコンシェルジュのような堅い存在ではなく、新しく入社した優秀な若手スタッフのような親しみやすさを意識してデザイン。イラストレーションも同様の世界観で展開することで、サービス全体を通して安心感と親近感のあるブランド体験を構築しました。

hosport_WEB

Credit

Client:Hosport
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Illustration:Myu Aoki(COYOTE)
Web Design & Development:Yuji Ishibashi(mono.

Background

背景

物流コンサルティングとクリエイティブの力で「物流をかっこよくする」さまざまな取り組みを行う株式会社CAPESによるプロジェクト「物流百貨店」のブランディングを担当しました。
物流百貨店は、「物流 × デザイン」をテーマに、グッズの制作販売やイベント企画を通して、物流業界における文化の創造に取り組むプロジェクトです。
CAPES社では、オリジナルブランド「MERRY LOGISTICS」や「TOJO」、直営店・ギャラリースペース「余余」など、物流をかっこよくするための複数の取り組みを展開していました。一方で、それぞれが独自のSNSや販売チャネルを持っていたため、情報発信や運用が分断的かつ煩雑になっている状況がありました。
そこで、各ブランドの個性を活かしながらも、横断的に情報を集約・発信する中核的なチャネルとして「物流百貨店」をローンチ。ブランドの顔となる旗艦IPとして育てていくことを目的に、COYOTEは企画段階からプロジェクトに参画し、ブランドアイデンティティ、ガイドライン、キービジュアル、撮影ディレクション、PRツールなどの包括的な開発を担当しました。

CAPES_物流百貨店ロゴ

Concept

コンセプト

目指したのは、物流を単なる産業や業務としてではなく、カルチャーとして感じられるブランドへと翻訳すること。物流百貨店は、複数のブランドや取り組みをまとめるEC的なハブであると同時に、「物流をかっこよくする」というCAPES社の姿勢を象徴する“ブランドの顔”でもあります。
そのため、各ブランドとの連携時にも柔軟に使える汎用性を持ちながら、ロゴタイプ単体でも印象に残る強いアイデンティティを目指しました。
日本の80〜90年代の業務用サインやワークウェアブランド、サブカルチャー的なZINEのテイストなどから着想し、物流の世界観とカルチャー要素をMIXしたアイデンティティを提案。業務用サインが持つ無骨な現場感と、カルチャーとしての楽しさや熱量を両立させることで、物流百貨店ならではの顔立ちをつくることを目指しました。

CAPES_物流百貨店ロゴ
CAPES_物流百貨店サイン

Design

デザイン

ロゴは、日本の80〜90年代の業務用サインやワークウェアブランド、サブカルチャー的なZINEのレイアウト感を参照しながら設計しました。
中央には地球を模したシンボルを配置し、物流が持つグローバル性や、日常生活とのつながりを象徴。上部には荷物を運ぶ人のシルエットを簡略化した人物アイコンを置き、“運ぶ”という行為そのものをアイコニックに表現しました。
太く無骨な「物流百貨店」の文字は、漢字が持つ力強さを活かしながら、現場感とカルチャー感の両立を意識して設計しています。ロゴマークの有無に関わらず、ロゴタイプだけでも印象に残り、各ブランドとの連携時にも柔軟に使える汎用性を持たせました。

CAPES_物流百貨店WEB

サイト内のキービジュアルでは、「百貨店」という名前にふさわしい“網羅性”をキーワードに制作。各カテゴリーの顔となるビジュアルとして、物流にまつわるさまざまなモチーフやアイテムを賑やかに展開し、見ているだけで楽しくなるようなワクワク感を演出しました。
物流の現場にある無骨さや機能性を活かしながら、それをカルチャーとして楽しめる表現へと引き上げる。物流百貨店は、CAPES社が取り組む複数のブランドや活動を横断的に伝え、「物流をかっこよくする」という思想を可視化する役割として機能します。

CAPES_物流百貨店WEB

Credit

Client:CAPES Inc.
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Design:Yurika Omoto + Yusuke Kurimoto(COYOTE)
Photography:Gyo Terauchi

→ 物流百貨店はこちらから🦊

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背景

株式会社マガジンハウスが発行するライフスタイル誌『BRUTUS』のJAZZ特集に合わせて制作されたWeb特設サイトのデザインを担当しました。
誌面と連動したオンラインコンテンツとして企画され、紙媒体ならではの世界観をそのままWebへ展開することを念頭に、デザインを計画していきました。

Concept

コンセプト

目指したのは、ジャズライブからインスピレーションを受けたビジュアルコミュニケーション。誌面を読む感覚を大切にしながらも、Webだからこそ表現できる空間性やリズムを取り入れ、ジャズというカルチャーの魅力を自然に感じられるサイトを設計しました。

BRUTUS_JAZZ特集特設サイトデザイン

Design

デザイン

メインビジュアルは、ジャズライブの「ステージ」をモチーフにレイアウトを構成。ページ内には、レコードやピアノ、ジャズを象徴するモチーフを随所に配置し、誌面の世界観をWebへと展開。装飾として機能するだけでなく、スクロールしながらジャズの空気感を感じられるようなビジュアルコミュニケーションを目指しました。
情報を伝えるだけではなく、『BRUTUS』が誌面で届けるカルチャーを、Webならではの表現へと翻訳したプロジェクトです。

BRUTUS_JAZZ特集特設スマホサイトデザイン
BRUTUS_JAZZ特集特設サイトデザイン
BRUTUS_JAZZ特集特設サイトデザイン

Credit

Client:Magazine House Co., Ltd.(BRUTUS)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

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背景

株式会社meetmeのコーポレートブランディングプロジェクト。COYOTEでは、インナーブランディング(MVVの言語化等)やCI設計をはじめ、各種販促物へ展開するためのブランドアセット開発を担当しました。
meetmeが向き合うのは、生命や教育、食、地域社会といった複数の領域が交差する事業です。その活動を表面的な印象だけで捉えるのではなく、まずは業界を取り巻く事業構造や社会的背景を整理し、企業が担う役割と存在意義を明らかにすることからプロジェクトを始めました。
事業の根底にあるのは、「生」だけを語るのではなく、その先にある「死」にも蓋をせず、正面から向き合う姿勢です。
真面目に、真摯に活動しているからこそ、扱いにくいテーマを曖昧にせず、きちんと言葉にしていく。その姿勢を企業の指針として整理し、ブランドとして可視化することが本プロジェクトのテーマとなりました。

meetme_ドキュメント
meetme_MVV

Concept

コンセプト

生と死のあいだにあるものを、言葉にする。

 

meetmeの事業を整理するなかで浮かび上がったのは、生命と教育、自然と社会、生産と消費といった、異なる領域をつなぐ役割でした。
そこで、「死」「生」「血肉」といった言葉を起点に、企業が社会のなかで果たす意味や、事業を通して伝えていくべき価値を整理。目の前の活動だけでなく、その背景にある循環や関係性まで見つめるためのブランド指針を設計しました。
センシティブなテーマだからこそ、言葉を強く打ち出すだけではなく、誠実に扱うこと。過度に感情的な表現へ寄せるのでも、無機質に遠ざけるのでもなく、自分たちの姿勢として丁寧に語れる状態を目指しました。
MVVは、日々の判断や活動を支える実践的な軸であると同時に、meetmeが何に向き合い、どこへ進もうとしているのかを、社内外へ伝えるための基盤として設計しています。

meetme_ロゴ説明
meetme_ロゴ構造
meetme_ロゴ

Design

デザイン

コーポレートアイデンティティでは、企業名の頭文字である「M」を基点に、meetmeの姿勢と活動のあり方を象徴するシンボルを設計しました。骨格としたのは、歩みや気づきを足がかりに、葛藤や悩み、気づきやひらめき、解決を表す「・・・!」という構造です。
連続する点は、日々の活動のなかで積み重ねられる経験や葛藤、自分自身と向き合うさまを表し、最後の感嘆符は、それらを次の行動へと変えていく意思を示しています。その骨格を「M」の形へと組み込み、企業の名前と哲学が一体となるシンボルへと落とし込みました。
事業が生命や死といったセンシティブな領域に関わることから、造形は感情的、装飾的な表現に寄せず、構造的かつ図形的な手続きを踏んでいます。一定の秩序を持たせることで、企業としての冷静さと誠実さを担保しながら、その内側にある強い意志を表現しました。

meetme_カラーパレット

ブランドカラーには、自然や社会とのつながりを想起させる、ナチュラルなオレンジ、赤、緑を採用しています。血や生命を思わせる赤、土や温度を感じさせるオレンジ、自然を象徴する緑。それぞれの色を穏やかなトーンに整えることで、事業内容を直接的に示しすぎることなく、meetmeの社会性や哲学を内包するカラーパレットとしました。
また、ロゴの骨格となった「・・・!」は、パターンや拡張アセットとしても展開。「・・・!」の配置や反復によって、名刺や資料、販促物など、さまざまなタッチポイントへ柔軟に応用できる仕組みを構築しています。

単一のロゴにブランドの役割を集約するのではなく、言葉、色、図形が相互に作用しながら、接点ごとにmeetmeらしさを生み出していく。今後の活動や事業の広がりにも対応できる、拡張性を持ったブランドの基本アセットを開発しました。

meetme_エクスパンション
meetme_パターン
meetme_ガイドライン

Credit

Client:meetme Co., Ltd.
Direction & Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Junki Takizawa、Myu Aoki(COYOTE)

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背景

代々木上原のカフェバー「No.」におけるカクテルメニューのデザインプロジェクト。
本プロジェクトは、No.内で「新しいクラシックカクテル」をつくるという構想から始まりました。単にドリンクの名前や価格を掲載するメニューではなく、カクテルそのものの考え方や佇まいを伝える接点として、メニュー表のあり方も同時に見直すことに。
No.が持つ静かな空気感や、カフェバーとしての上質な時間に寄り添いながら、カクテルを選ぶ体験そのものをデザインすることを目指しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、新しいクラシックカクテルを、説明ではなく空気感・余韻で伝えるということ。
クラシックカクテルが持つ普遍性や端正さを受け継ぎながら、No.らしい解釈によって更新された一杯。その魅力を、過度な装飾や賑やかな表現ではなく、余白、写真、タイポグラフィの静かな関係性によって伝えることをコンセプトとしました。
メニューを情報一覧としてではなく、小さな冊子を読むようにカクテルと向き合える媒体として設計しています。

No_メニュー表

Design

デザイン

デザインでは、カクテルそのものの佇まいが引き立つよう、白場を大きく活かしたミニマルなレイアウトを採用しました。
各カクテルは「No.1」「No.2」といったナンバリングで整理されることで、メニュー全体にシリーズとしての一貫性が生み出されています。名前や説明を過剰に立てるのではなく、ナンバーによって静かに分類することで、No.らしい抑制の効いた印象を生み出しています。
写真は、グラスや液体の質感、光の入り方が伝わるように大きく配置。カクテルが持つ透明感や奥行き、飲む前の静かな期待感を引き出すことを意識しています。
タイポグラフィは、クラシックな印象を感じさせる書体を用いながら、余白をたっぷりと取ることで、重くなりすぎず現代的な印象に調整しました。味わいのバランスや素材の構成も、視覚的に整理された情報として配置し、カクテルを選ぶ際の手がかりとなるよう設計しています。
表紙や背面では、モノクロ写真を用いることで、カフェバーとしての空気感や、夜の時間に寄り添うような静けさを表現。メニュー全体を通して、カクテルの情報を伝えるだけではなく、No.で過ごす時間のムードまで感じられるデザインを目指しました。

No_メニュー表
No_メニュー表

Credit

Client:301 Inc.
Director:Shogo Otani(301 INC.)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photographer:Shigeta Kobayashi

Background

背景

物流コンサルティング会社CAPESの新たな拠点「余余(YOYO)」の空間ディレクション、ブランドアイデンティティ、PRツール制作を含む包括的なブランディングプロジェクト。
本プロジェクトは、CAPES社の移転をきっかけに始まりました。一般的なオフィスではなく、ブティックやサロン、コミュニティスペースのような機能に加え、ショップと自社オフィス機能を複合的に持つ、新しい拠点をつくりたいという構想が出発点です。
神泉からほど近い場所にある古民家との出会いをきっかけに、その場所が持つ“隠れ家”のようなキャラクターを活かしながら、物流とデザインが交差する文化拠点としての空間づくりを計画しました。
COYOTEでは、企画段階からプロジェクトに参画し、空間プロディース、ブランドアイデンティティ、サイン、コンセプトポスター、ショップカードなど、場の体験全体を形づくるクリエイティブを担当しました。

yoyo_リノベーション前の空間

Concept

コンセプト

名称は、CAPES社との対話を重ねる中で浮かび上がった「余余(YOYO)」。

 

定量や効率といったことが重視される物流の世界に、あえて余白を挿入すること。そこから新しい視点や活動、そして“何か”が生まれていくこと。そんな定性的で曖昧な価値を受け止める場所として、「余余」という名称及びコンセプトが生まれました。
物流とデザインが出会い、ショップ、ギャラリー、イベント、コミュニティ、オフィスなど、さまざまなプログラムが重なっていく文化の交差点。明確な用途に閉じるのではなく、余白があるからこそ新しい使い方が生まれる場所を目指しています。

Design

デザイン

ブランドアイデンティティは、物流を象徴するグリッドと、「余余」が持つ曖昧さや余白の感覚を掛け合わせて設計しました。
整然としたグリッドに対し、そこから少しはみ出す不安定なエッジを加えることで、物流の構造性と、デザインや文化が持つ予測できなさ=ある種の曖昧さの両方を表現しています。また、建物の長手断面を参照したプロポーションのシルエットを取り入れることで、この場所そのものに根ざしたアイデンティティを構築しました。
このアイデンティティをもとに、看板、施設内サイン、コンセプトポスター、ショップカードなどへ展開。グラフィックだけで完結するのではなく、実際に訪れた人が空間の中で体験できるフィジカルなブランド接点として落とし込みました。

yoyo_コンセプトポスター

空間づくりでは、神泉エリアではあまり目にすることのない古民家の個性を活かしながら、多様なプログラムを受け止める“空の箱”をつくることを重視しました。過度に作り込みすぎるのではなく、解体や撤去を中心とした引き算の操作を行い、一部の廃材も活用しながら、白い壁を挿入するシンプルな操作をしています。
古民家特有の風合い・深い色調と、新たに挿入された白い壁のコントラストによって、かつてこの場所に流れていた営みと、これから始まるさまざまな活動が重なり合う空間を目指しました。
1階の展示棚には物流コンテナを使用。ギャラリーとしての機能を持たせながら、イベントやフェス出展など、CAPES社のさまざまな活動へ転用できるフレキシブルな設計としました。物流ブランドとしてのイメージを増強しながら、プログラムに応じて変化できる余白ある空間を構築しています。

yoyo_空間デザイン
yoyo_空間デザイン
yoyo_CAPESメンバー

Credit

Client:CAPES Inc.
Project Management & Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Graphic Design:Junki Takizawa, Yurika Omoto(COYOTE)
Architectural Design:Ryota Arai(ROOVICE Inc.)
Construction:ROOVICE Inc.
Photography:Gyo Terauchi

Background

背景

ハーバード大学院の寮で出会った創業者2人が、現地で体験した「共に住まうことによる学び」を日本でも追体験できる場として立ち上げた選抜型国際学生寮「U Share Student」。
インターナショナルなバックグラウンドを持つ学生や、多様な価値観を持つ学生たちが共に暮らし、学び合うことを前提としたサービスであり、単なる住まいではなく、生活そのものが学びへとつながる「コミュニティ」として設計されています。
本プロジェクトでは、KIBA社が設計したブランド戦略およびビジュアルアイデンティティをもとに、COYOTEはWEBデザインを担当しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、U Share Studentが持つ「共に住まうことで生まれる学びの体験」を、学生にとって親しみやすく、楽しく伝えるWebサイトです。国籍やバックグラウンドの異なる学生が利用することを踏まえ、特定の印象に寄りすぎない、開かれたコミュニケーションを重視しました。
学生が初めてサイトを訪れたときに、「ここで暮らしてみたい」「面白そう」と感じられること。同時に、選抜型学生寮として必要な情報へ迷わずアクセスできること。楽しさと分かりやすさの両立を、設計の核にして、製作を行いました。

  

Design

デザイン

デザインにおいては、非言語な要素としての「色」に着目。特定のカラーに依存するのではなく、カラフルなトーンを活かし、多様性や親しみやすさを感じられる視覚的なコミュニケーションのあり方を模索。学生が見るサイトであることを踏まえ、堅く説明的になりすぎず、シンプルに「見ていて楽しい」と思える画面づくりを意識しています。
イラストや写真、色彩を組み合わせながら、U Share Studentでの生活やコミュニティの雰囲気が自然に伝わるWeb体験を設計しました。
また、セクションをはっきりと区分し、必要な内容へ円滑かつ直感的にアクセスできる構成を採用。ブランドの楽しさを感じながらも、サービス理解や検討に必要な情報が迷わず伝わる情報設計を行いました。

Credit

Client:U Share Inc.
Brand Strategy:Shiora Naito(KIBA LLC.
Visual Identity:Shiora Naito(KIBA LLC.
Art Direction / Graphic Design:Shiora Naito(KIBA LLC.
Web Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Design Researcher:Kento Ito
Illustrator:Asuka Eo
Photographer:Gyo Terauchi

Background

背景

札幌・4PLAの地下1階飲食エリアに向けたポスターデザインプロジェクト。地下飲食街には、フロアマップのような最低限の案内は用意されていたものの、実際にどのような食べ物があり、どんな雰囲気の場所なのかを伝えるビジュアルコミュニケーションは十分に整備されていませんでした。
そこで、飲食エリアの入口に掲出するアイキャッチとして、食事や昼飲み、賑わいのある空気感を直感的に伝えるポスターを制作しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、単なる案内ではなく、地下飲食街に入る前からその場の楽しさや熱気が伝わるビジュアルです。整然とした飲食店紹介ではなく、「ここに行ってみたい」「中を覗いてみたい」と感じられるような、少し雑多でエネルギーのある表現を重視しました。
地下飲食街が持つネオン看板やアジアンチックな要素を手がかりに、空間そのものの雰囲気と連動するポスターとして設計しています。

4PLA_飲食街ポスター

Design

デザイン

デザインでは、クリーンで整った飲食店表現ではなく、ネオン看板が集まったような賑やかさと熱量を意識しました。地下飲食街の空間にあるネオンやサイン、アジアンテイストの空気感を汲み取り、ポスター単体で完結するのではなく、実際の場所と自然につながるビジュアルトーンを設計しています。
イラストレーションを用いることで、食事や昼飲みの楽しさ、地下街らしい活気を親しみやすく表現。入口に掲出されたときに、通りがかった人の視線を引き込み、地下飲食街の雰囲気を直感的に伝えるアイキャッチとなることを目指しました。

Credit

Client:KAJIMA CORPORATION
Project Direction:Masayuki Inoue(VOID INC.)
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Design & Illustration:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

コンサルティングとクリエイティブの力で物流業界の多様な課題解決をおこなう、物流コンサルティング会社CAPESが提供する、物流に特化した掲示物ダウンロードサービス「P@LLET STOCK」。その新たなカテゴリー「モチベーションサイン」の企画・制作を担当しました。
P@LLET STOCKは、物流現場の環境改善を目的に、デザイン性を重視したアイコンや庫内ポスターをダウンロードできるサービスです。2022年12月より、注意喚起などの庫内サイン約200種類を無料公開し、物流企業を中心に50社以上、2025年時点で累計2380枚以上がダウンロードされ、さまざまな現場で活用されています。
本プロジェクトでは、その取り組みの一環として、現場で働く人のモチベーションアップを促進する新カテゴリ「声かけサイン」を開発。COYOTEでは、企画およびデザイン、イラストレーションを担当しました。

Motivation sign_フォーマット
Motivation sign_フォーマット

Concept

コンセプト

目指したのは、物流現場にある掲示物の中に、少しだけ気持ちが前向きになる小さなコミュニケーションを差し込むこと。
物流施設には、注意喚起や業務指示のための危険色をふんだんに用いた張り紙が数多く存在します。一方で、本プロジェクトでは業務上の指示を担うのではなく、現場で働く人への感謝や労い、前向きな声かけを届けるための掲示物ーー「モチベーションの琴線にちょっぴり触れる」サインとして設計しました。
メッセージは、現場で必要とされる言葉を抽出・精査し、「感謝」「労い」「激励」「お願い」の4つのテーマに分類。物流現場に限らず、さまざまな現場やシーンで使えるよう、カジュアルでポジティブな張り紙として企画しました。

Motivation sign_張り紙

Design

デザイン

デザインでは、シリーズとしての統一感を保ちながら、4つのテーマごとに異なる感情が伝わる視覚的なレギュレーションを設計しました。「感謝」はピンクとハート、「労い」はグリーンと花を思わせるラウンドなシンボル、「激励」は黄色とエッジのあるシンボル、「お願い」は水色とサークルを軸に構成。それぞれのメッセージが持つニュアンスに合わせて、色や形の印象を整理しています。
業務系の張り紙に見られる危険色などの強い色や硬い表現ではなく、ワントーン落ち着かせたナチュラルな色調を採用することで、現場の中で目に入ったときに、少し柔らかく、前向きに受け取れるトーンを目指しました。
造形においても、全体的にラウンド感を重視し、やわらかさや温かさが感じられる表情に。一方で、「激励」のカテゴリはアクティブな印象が強いため、イラストも少しハリや勢いのあるタッチに調整し、それ以外のカテゴリでは水彩のような優しいイラストを採用しました。
単なる掲示物ではなく、現場で働く人の気持ちに小さく届くコミュニケーションとして、言葉、色、形、イラストの関係性を編集・設計したプロジェクトです。

Credit

Client:CAPES Inc.
Copy & Writing:CAPES Inc.
Direction & Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design & Illustration:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

TATEYAMA GINが展開する「STRAY CAT GIN」のパッケージデザインを担当しました。
同じ猫でありながら、暮らす場所によって異なる名前で呼ばれたり、その土地の人々に愛されたりする、私たちの身近な隣人?隣猫?の野良猫たち。その自由なあり方をプロダクトの姿と重ね、「STRAY CAT GIN」と名付けられました。
ひとつの決まった装いに固定するのではなく、訪れた場所や出会った人によって名前と表情を変えていくこと。ジンそのものだけでなく、ラベルを替えながら各地へ広がっていく状況までを含めた、柔軟なプロダクトとしてのパッケージが求められました。にゃおー。

TATEYAMA GIN_STRAY CAT_package

Concept

コンセプト

その場所の名前で愛される、旅するジン?! 野良ネコは、決まった飼い主や居場所を持たなくても、訪れた先で名前をつけられ、いつしかその場所の風景の一部(もはや主人公)になっていきます。
STRAY CAT GINもまた、ひとつのブランドイメージを強く固定するのではなく、それぞれの場所で親しまれていく存在になるよう設計しました。
プロダクトとしての一貫性と、土地ごとの固有性を両立させることが、このシリーズの特徴です。ラベルそのものをステッカーとして剥がせる仕様にすることで、飲み終えた後もボトルから切り離し、持ち帰れる仕組みを取り入れました。にゃーお。
その場所で出会った一匹を、連れて帰って可愛がるように。飲む時間だけで完結せず、体験や記憶の一部を手元に残せるパッケージを目指しています。

TATEYAMA GIN_STRAY CAT_package

Design

デザイン

パッケージの中心となるのは、野良ネコをモチーフとしたステッカーラベルです。ラベルはボトルに貼られた表示物としてだけでなく、飲み終えた後に剥がして持ち帰ることのできる、独立したグラフィックとして設計。ボトルから離れた状態でもひとつのビジュアルとして成立することで、プロダクトとの接点が飲用後にも続いていきます。
「STRAY CAT GIN 2024」では、レシピに使用されたクロモジと大根に寄り添い、それぞれの素材を猫の存在とともに表現しました。
クロモジの繊細な香りや植物としての佇まい、大根の身近さや素朴さ。性質の異なるボタニカルを、単なる原材料情報として見せるのではなく、一匹の猫を取り巻く風景として記述することで、その年のレシピが持つ個性を視覚的な物語へと置き換えています。
ラベルを替えられる仕組みは、単なるバリエーション展開ではありません。各地で異なる名前を持つ野良ネコのように、同じジンが場所ごとの関係性をまといながら存在していくための「関係性のデザイン」です。

TATEYAMA GIN_STRAY CAT_package

Credit

Client:TATEYAMA BREWING INC.
Design:Yurika Omoto(COYOTE)