Background

背景

ヴィンテージ家具を扱うショップ「BROCANTE」のリブランディングプロジェクト。
BROCANTEは店舗事業に加え、造園事業も同じブランド名で展開していました。しかし、店舗としての知名度が高かったことで、造園事業も同じ印象で認識されてしまい、法人としてのtoB向けな印象、信頼感や、それぞれの事業の違いが十分に伝わっていないという課題がありました。
そこで本プロジェクトでは、長年育まれてきたブランド資産を活かしながら、コーポレートブランドと各事業ブランドの役割を整理し、ブランド全体を再設計するリブランディングを行いました。

Brocante_ロゴバリエーション

Concept

コンセプト

目指したのは、一つのブランドの中で、それぞれの役割が自然に伝わるブランド構造をつくること。ヴィンテージ家具を扱うショップとしての親しみやすさや、フランスヴィンテージを感じさせる空気感はそのままに、企業としての信頼感や専門性も併せ持つブランドへとアップデートしました。
また、ロゴを0から完全に刷新するのではなく、それぞれのブランドに最適なロゴタイプを選定・整理することで、既存のブランド資産を継承しながら、一貫性のあるブランドアーキテクチャを構築しています。

Brocante_WEBイメージ
Brocante_WEBイメージ

Design

デザイン

Webサイトでは、「植物の魅力」「暮らしを少し豊かにすること」「日常の小さな喜び」というブランドの思想を、デジタル上でも自然に感じられる体験として設計しました。
過度な演出は行わず、余白を活かしたレイアウトや落ち着いたタイポグラフィによって、ブランドらしい穏やかな空気感を表現。ヴィンテージ家具や植物が持つ質感や温度が引き立つよう、シンプルで丁寧なビジュアルコミュニケーションを目指しました。
また、ロゴをはじめ、名刺、ショップカード、看板、フラッグ、シールなど、ブランドに触れるあらゆるツールを統一した思想のもと開発。個々の事業の個性は保ちつつも、一つのブランドとしての一体感を感じられる世界観を構築しました。

Brocante_A看板

Credit

Client:Brocante inc.
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Myu Aoki(COYOTE)
PhotographyEichi Tano
Web DevelopmentLINKAKU inc.

Background

背景

創業60年を超える兵庫県宝塚市の老舗喫茶店「YURI COFFEE(百合珈琲)」。10数年前、本店のリブランディングを手がけたご縁から、新店舗となる「YURI COFFEE 六甲山」のブランディングプロジェクトに参画しました。
新店舗は、市街地にある本店とは大きく異なる、六甲山の豊かな自然に囲まれたロケーション。先端マテリアルの開発・製造を手がける太陽鉱工社が保有する保養所内に併設するかたちで、新たな交流拠点としてオープンするカフェです。
長年地域で親しまれてきたYURI COFFEEのブランドらしさを受け継ぎながら、この場所だからこそ生まれる新しい体験をどうデザインするか。本店のアイデンティティを継承すると同時に、六甲山ならではの魅力や空気感をブランドへ取り込むことが、本プロジェクトにおける大きなテーマとなりました。

百合珈琲六甲山_施設前看板

Concept

コンセプト

現地を訪れた際に強く印象に残ったのは、山間をゆっくりと吹き抜ける心地よい風でした。その穏やかな揺らぎをデザインの核とし、本店が持つ世界観を受け継ぎながらも、六甲山という土地ならではの自然や空気感を感じられるアイデンティティを目指しました。
また、本プロジェクトではロゴデザインだけでなく、施設全体のブランド設計についても提案。施設内に今後ほかのテナントが入居する可能性など、将来的な運営や環境の変化まで見据えた設計が必要でした。テナント毎にそれぞれ独自のサインを展開してしまうと、施設全体の景観やブランドトーンにばらつきが生まれ、意図しないハレーションが起こることも想定されます。
そこで私たちは、施設側のトーン&マナーなどを定義し、そのルールのもとで施設全体にまたがるサインを展開することを計画しました。「館=YURI COFFEE 六甲山」ではなく、「スズノネヒュッテの中にあるYURI COFFEE 六甲山」というブランドの階層構造を明確にすることで、それぞれの役割を整理しながら、将来的な更新にも対応できる状況のデザインを行いました。

百合珈琲六甲山_ブランドイメージ

Design

デザイン

YURI COFFEE本店のロゴを継承しながら、六甲山店のロゴタイプには、山間を吹き抜ける風の揺らぎを想起させる柔らかな表情を取り入れました。ブランドカラーにはネイビーを採用。リノベーションされた店舗の床に使われていた印象的な藍色から着想を得るとともに、空間の色彩に自然と溶け込み、過度に主張しない色として選定しました。レトロモダンなインテリアとの調和を図りながら、落ち着きと品のあるブランドイメージを目指しています。
こうした世界観をもとに、ショップカードやパンフレット、メニューフォーマットなどを制作。明朝体を基調としたタイポグラフィ、ワントーンで描かれたイラストレーション、オールドスタイルな構成など、ブランドの空気感を醸成するためのデザインコードを定義し、あらゆる顧客接点へと落とし込みました。

また、施設全体のサイン計画では、施設ロゴタイプのストロークをモチーフとしてピクトグラムを設計。色彩も風景や空間になじむ落ち着いたトーンで統一することで、建築や周囲の環境に静かに寄り添うサインシステムを構築しました。ブランドと建築、そして自然環境が調和することで、この場所ならではの穏やかな時間を感じられる体験を目指しています。

百合珈琲六甲山_日暮のテラス
百合珈琲六甲山_テラスからの眺望

Credit

  • Client:TAIYO KOKO Co.,Ltd. ,YURI COFFEE
  • Project Management:Yasue Imai
  • Interior Design:Yasue Imai
  • Art Direction : Junki Takizawa(COYOTE)
  • Design :Myu Aoki(COYOTE)
  • Photography:Takamitsu Motoyoshi

Backstory

背景

グラフィックデザインや空間設計を手掛けるデザインスタジオ& Supplyが展開するファブリックブランド「MYTONE」。

「日々をポジティブに過ごせる『自分色の部屋作り』のはじめの一歩」という思想のもと、さまざまなアーティストやイラストレーターと協業しながら、暮らしを彩るテキスタイルプロダクトを展開しています。

本プロジェクトは、イラスト制作における制約はほとんどなく、自由な発想で表現を探求できる機会となりました。

海外滞在時の風景01

Inspiration

インスピレーション

テーマとして掲げたのは、「Mountain」。

制作時期は、海外滞在から帰国して間もない頃でした。オーストラリア、ニュージーランド、アイスランドなどで目にした雄大な自然風景が強く印象に残っており、その記憶を作品の着想源としています。

連なる山々の稜線、光によって刻々と表情を変える地形、圧倒的なスケール感を持つ自然の風景。

そうした体験を直接的に描写するのではなく、抽象的なグラフィックとして再構成することで、見る人それぞれが自由に風景を想像でき、暮らしに自然に溶け込んでいくような表現を目指しました。

MYTONEファブリックイメージビジュアル06
MYTONEファブリックイメージビジュアル03

Design

デザイン

山のシルエットや地形の起伏をモチーフに、シンプルな図形と色彩によって風景を構成しています。

大胆な構図と余白を活かしながら、自然が持つ静けさや広がりを表現。具象と抽象のあいだを行き来するようなグラフィックにすることで、アートピースとしての魅力と日用品としての親しみやすさを両立させています。

本アートワークはタオルやラグなどのファブリック製品へ展開。暮らしの中で使われるプロダクトでありながら、自然の風景や旅の記憶を感じられる存在となることを目指しています。

Credit

Client:and Supply Inc.
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

東京・中目黒にオープンしたラグジュアリーピラティススタジオ「Alysse. Pilates」のブランディングプロジェクト。
本スタジオは、インテリアデザイナー・藤原直矢氏が主宰するSTUDIO ZINEによって、ホテルのような上質さを感じられる空間として設計されました。一般的にイメージされるピラティススタジオとは異なる空間的な特異性が特徴であることを受け、ブランドコミュニケーションにおいても、ピラティスにおいて一般言語となっているワークアウトや美容を前面に出す表現ではなく、より情緒的で豊かな体験価値を伝えることを目指しました。
ピラティスの本質に立ち返り、身体を鍛えるだけではなく、心身を整えるための場所としてブランドを設計。Webサイト、ショップカード、PRツールなど、スタジオと顧客をつなぐタッチポイント全体のディレクション及びデザインを担当しました。

Alysse_ビジュアルイメージ

Concept

コンセプト

掲げたブランドコンセプトは、「潤い」。

 

Alysse. Pilatesでは、ピラティスを単なる運動や美容のためのメソッドとしてではなく、心身を整え、自分自身の状態を取り戻すための時間として捉えました。
身体の大半が水でできていることから着想し、身体を潤すこと。そして、心が満たされるような豊かさを感じること。その二つの意味を重ね合わせ、「潤い」という概念・思想をブランドの中心に据えています。
加えて、ピラティスが持つ「軸」「コア」「リフレッシュ」といった本質的な価値を、ラグジュアリーな空間体験と接続し、心身ともに満たされるブランド体験を目指しました。

Alysse_ブランドカラー

Design

デザイン

デザインでは、一般的なピラティススタジオに見られるアクティブでスポーティな表現ではなく、静けさや余白、自然を感じられるトーンを重視しました。
ブランドカラーには、スタジオ空間との親和性を考え、自然を想起させるグリーンを採用。アクセントとしてスキンカラーを組み合わせることで、身体性や温度感、ターゲットの琴線に触れる“やわらかな上質さ”を表現しています。

Alysse_WEB
Alysse_WEB

Webサイトやショップカード、PRツールでは、「潤い」というコンセプトを軸に、呼吸や姿勢、身体の内側へ意識が向かうような静かなビジュアルコミュニケーションを設計。過度に説明的な表現ではなく、空間そのものが持つラグジュアリーさや、ピラティスによって心身が整っていく感覚を、色彩、余白、写真、タイポグラフィによって伝えることを目指しました。
身体を鍛える場所ではなく、心身の軸を整え、自分自身を満たしていく場所としてのブランド体験を構築したプロジェクトです。

Alysse_パンフレット
Alysse_パンフレット

Credit

Client:Alysse Co., Ltd.
Project Management:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Interior Design:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Direction & Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Junki Takizawa(COYOTE)
Assistant Design:Myu Aoki(COYOTE)
Photography:Studio/Nacasa & Partners Masato Kawano, Material/Yuri Kuramoto
Web Development:Homare Yoshizaki(LINKAKU inc.)
Flower Arrangement:Saihou Ozono

Background

背景

文具や雑貨、ワークツールなどを独自の視点で選定・販売している大阪のセレクトショップ「DOCKET STORE」。日々の仕事や暮らしの中で使われる道具に対して、機能性だけでなく、佇まいや背景にある思想まで含めて提案するショップです。
本プロジェクトは、そんなDOCKET STOREが、「もし会社のオフィスに文具を提供するサプライヤーだったら……?!」という想像(妄想)から生まれた架空の企業「DOCKET Office Supply」のアイデンティティ制作プロジェクトです。
DOCKET STOREの中に生まれる一つのレーベルのような存在として捉え、オフィスサプライという新たな領域へ世界観を拡張するためのアイデンティティを検討しました。

DOCKET Office Supply_ロゴ

Concept

コンセプト

DOCKET STOREから独立しすぎず、あくまでDOCKETに従属するオフィスサプライレーベルとして成立するアイデンティティを目指しました。
DOCKET STOREが持つインダストリアルで実用的な空気感を継承しながら、オフィスに文具を提供するサプライヤーとしての機能性や信頼感を表現すること。そのため、強い個性を新たに加えるのではなく、DOCKETの世界観の中に自然に収まりながら、「DOCKETの中のOffice Supply」であることが直感的に伝わることを考えました。

Design

デザイン

タイプフェイスは、Frutigerをベースに計画。DOCKETが持つDINライクでインダストリアルな雰囲気に馴染みながらも、オフィスサプライとして必要な可読性や視認性を確保することを重視しています。
また、DOCKETとOffice Supplyの関係性が視覚的に伝わるよう、ウェイト差によって主従関係と強弱を明確化。ひと目でDOCKET STOREに属するレーベルであることが理解できる構成を目指しました。
展開先の印刷規定上、限られたスペースの中で文字を詰める必要があったため、可読性の高いFrutigerを用いながら、ギリギリまで詰めても判読できる“一つの塊”になるよう設計しました。
架空のブランドでありながら、実際に運用されるレーベルのようなリアリティを持たせることで、DOCKET STOREの世界観を拡張するアイデンティティになることを期待しています。

Credit

Client:DOCKET STORE
Produce:DOCKET STORE
Design:Junki Takizawa(COYOTE)

Background

背景

代々木上原のカフェバー「No.」の移転をきっかけにスタートした、「No. BOOKSTORE」のキービジュアル制作プロジェクト。
転居先となった複合施設「CABO」のNo.店舗内に、本屋や本棚のような要素を取り入れたいという構想から企画が始動。単に本を並べる場所をつくるのではなく、本を介して思考や価値観に触れられる、小さな文化的装置のような場として立ち上げることが目指されました。
本プロジェクトでは、その世界観を象徴するキービジュアルのイラストおよびグラフィック制作を担当しました。

Concept

コンセプト

プロジェクトの着想源となったのは、『You Are What You Eat: The Plan That Will Change Your Life』という一冊の本です。
そこから発想を広げ、「人の思考や価値観は、何に触れ、何を読むかによってつくられる」というメッセージをイベントの核として設定しました。
食べたもので身体がつくられるように、読んだもので思考や感性もつくられていく。No. BOOKSTOREでは、そんな“読むことの摂取”ともいえる感覚を、視覚的に伝えることを目指しました。

No.Book Store_ステッカー

Design

デザイン

キービジュアルでは、「本を食べている」ようにも見える匿名性の高いキャラクターを描いています。
このキャラクターは、特定の生き物や個人を示すものではなく、あえて“何者でもない存在”として設計しました。誰にでも重ね合わせられる存在にすることで、「読むことが自分をつくる」というメッセージを、より普遍的な感覚として受け取れるようにしています。
イラストはユーモアを持ちながらも、単なる可愛らしさに寄りすぎず、読むことと思考の関係性を印象的に可視化することを意識。ポスターやグラフィック全体を通して、本を読む行為が自分の内側を形づくっていくという感覚を、シンプルかつ象徴的に表現しました。

Credit

Client:301 INC.
Design & Illustration:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

フォトグラファー・Asako Nakamura氏のWebサイト制作プロジェクト。フリーランスのフォトグラファーとして、写真作品をきちんと整理し、アーカイブできる場所が必要となったことからWebサイト制作がスタートしました。
アパレル、物撮り、ポートレートなど、幅広い領域で撮影を行うAsako氏の作品を、カテゴリごとの違いがわかりやすく伝わる形で見せながら、フォトグラファーとしての世界観や洗練された印象をオンライン上で表現することを目指しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、写真そのものが主役となるポートフォリオサイトです。多様なカテゴリの作品を一つのサイトにまとめながらも、それぞれの写真が持つ空気感や魅力が損なわれぬよう、構成や導線を理路整然と整理。
作品をただ一覧化するのではなく、フォトグラファーとしての活動や表現の幅が自然に伝わる、静かで見やすいアーカイブとして設計しています。

asako-nakamura_web

Design

デザイン

デザインでは、写真を着飾ることなく見せることを最優先にしました。Asako氏の作品は、アパレル、物撮り、ポートレートなど複数カテゴリにまたがるため、カテゴリーごとの違いが一目で分かる構成を提案。閲覧者が迷わず作品へアクセスできるよう、情報設計をシンプルに整えています。
また、写真以外の要素が過度に主張しないよう、余白や文字組み、レイアウトを丁寧に設計。理路整然とした画面構成によって、作品が持つ洗練された印象がサイト全体からも伝わるようにしました。

Credit

Client:Asako Nakamura
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Web Design & Development:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

トランプを用いたパフォーマンスアート「カーディストリー」。世界的に活躍するカーディストリーアーティスト・Tomoya氏を中心に、その魅力をより多くの人へ届けるために活動するブランド「Welcome Back」のブランディングを担当しました。
業界内では一定の認知を獲得していた一方で、ブランドとしてのデザインアセットやガイドラインは十分に整備されておらず、活動の広がりに対して一貫したブランド体験を提供できる環境が整っていないことが課題となっていました。
そこで本プロジェクトでは、カルチャーの魅力をより多くの人へ届けるためのブランド基盤を整備し、継続的にブランドを育てていけるブランドの土台づくりを行いました。

welcomeback_ロゴ

Concept

コンセプト

ブランドコンセプトは、“Let’s play together!”
カーディストリーを一部の愛好家だけのカルチャーではなく、誰もが気軽に触れられる文化へ。そんな想いを軸に、親しみやすさを重視したビジュアルコミュニケーションを設計しました。
ブランドの象徴として制作したのは、「WB」の文字をモチーフにしたキャラクター。ロゴとして機能するだけでなく、SNSやWeb、グッズなどさまざまな接点で展開できるブランドアイコンとして設計し、将来的にはIPとして育っていくことも視野に入れています。

welcomeback_Instagram

Design

デザイン

ブランドの核となるロゴは、「WB」の文字をベースにキャラクターとしてデザインしました。シンプルかつユーモラスさをまとった擬人化的手法で設計することにより、カーディストリーというカルチャーの楽しさや遊び心を自然に伝えられる存在になることを目指しています。
また、ロゴだけではなく、ブランドガイドライン、Webサイト、トランプをはじめとしたグッズまで一貫した世界観で制作。キャラクターをコアブランドアセットとして展開することで、オンライン・オフラインを問わず統一感のあるブランド体験を構築しました。
ブランドの認知を高めるだけではなく、カルチャーそのものが広がっていくためのブランド基盤を設計しました。

Credit

Client:Tomoya / Welcome Back
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design & Web Development:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

東京・武蔵境に店舗を構えるアサイーボウル専門店「LUANA.TOKYO」のリブランディングプロジェクト。若い女性を中心に幅広い世代から支持を集める同店でしたが、ブランドの成長とともに、従来の原宿カルチャーを感じさせるポップなビジュアルから、より幅広い客層に親しまれるブランドへアップデートすることが課題となっていました。
ロゴタイプに加え、ブランドの印象を大きく左右していたイラストも刷新。段階的に更新を行い、店舗の魅力はそのままに、より洗練された世界観を醸成させていくプロジェクトです。

Concept

コンセプト

目指したのは、「かわいい」だけでは終わらないブランド。若々しいポップさは残しながらも、落ち着きや品の良さを感じられるトーンへとアップデートすることで、学生から大人まで、幅広い女性が自然と親しめるブランドへと進化させました。
また、本プロジェクトでは現在の店舗だけではなく、将来的なブランド展開も見据えています。「LUANA.TOKYO」だけでなく、姉妹店「BALMY.TOKYO」をはじめ、今後も「●●●.TOKYO」というブランドが増えていくことを想定し、店舗ごとの個性を活かしながらも共通した世界観を築けるビジュアルコミュニケーションのあり方も計画しました。

Design

デザイン

ロゴタイプは、アサイーボウルの「ボウル」の丸みから着想を得て設計しました。柔らかなラウンド感を取り入れながらも、図形的で普遍性のあるフォルムとすることで、親しみやすさと洗練された印象を両立しています。
キーイラストもあわせてリニューアル。従来の鮮やかでケミカルな色使いから、穏やかな配色へ変更し、フラットな表現へとアップデートしました。POPな世界観は残しながらも、より品のあるビジュアルへと再構築しています。
さらに、ショップカードやコースター、メニューなどの店舗ツールも統一したトーンで展開。ブランドの世界観を一貫して体験できるデザインシステムを構築しました。また、「●●●.TOKYO」という共通フォーマットによるツール展開も提案。各店舗の個性を保ちながらブランド全体のつながりを可視化することで、今後の店舗展開にも柔軟に対応できる仕組みを整備しています。

luana.tokyo_メニュー表
luana.tokyo_.tokyoツールイメージ

Credit

  • Client:Bloom Tokyo Co., Ltd.
  • Art Direction : Junki Takizawa(COYOTE)
  • Design :Yurika Omoto(COYOTE)
  • Illustration:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

兵庫県宝塚にあるカフェ「TOBERA」のドリップバッグリニューアルプロジェクト。ブランドの世界観をより一貫して伝えるため、既存パッケージを見直し、TOBERAらしい温もりや空気感を感じられるデザインへの刷新を行いました。
日常の中で気軽に楽しめるドリップバッグだからこそ、コーヒーを淹れる時間そのものが心地よい体験となることを目指し、商品の世界観をパッケージへ落とし込んでいます。

Concept

コンセプト

TOBERAの定番ブレンド「あおば」「ひなた」「つむぎ」は、「毎日飲んでも疲れない、心休まるコーヒー」をコンセプトに生まれたブレンドです。
それぞれの名前が持つやさしい響きや温かな印象をさらに引き立てるため、手描きのラフなイラストを軸としたビジュアルを設計しました。また、同ブランドのデカフェシリーズ「mamma coffee」についても、同じブランドの世界観の中で自然につながることを意識。花をモチーフにしたイラストを採用し、穏やかな時間を感じられるデザインへ展開しています。

TOBERA_ドリップバッグパッケージ

Design

デザイン

パッケージは、イラストを主役としたシンプルな構成とし、ブレンドごとの個性を直感的に伝えられるデザインを目指しました。「あおば」「ひなた」「つむぎ」それぞれの世界観をラフなタッチで描くことで、肩の力を抜いて楽しめるTOBERAらしいブランドイメージを表現しています。
また、印刷時の再現性も考慮し、安定した品質が得られるよう、ベタ面を活かしたフラットなビジュアルを採用。シンプルな表現だからこそ、イラストや色彩が引き立ち、長く愛されるパッケージデザインを目指しました。

ブランドの思想を商品一つひとつへ丁寧に落とし込むことで、コーヒーを淹れる時間そのものが、日々の暮らしに寄り添うブランド体験となることを目指しています。

Credit

Client:TOBERA
Design:Myu Aoki(COYOTE)