Background

背景

「人に向き合い、世の中に新たなお金の循環を作り出したい。」という想いをもって集結したIFA集団による金融会社IFA Leadingのブランディングプロジェクトです。
KIBA社が計画したブランド戦略およびブランドアイデンティティをもとに、COYOTEではWebサイトを中心とした各種タッチポイントのデザインを担当。金融系の企業として求められる誠実さや信頼感を損なうことなく、ブランドの思想が顧客接点に一貫して伝わる状態を目指しました。

 

IFAL_ステートメント

Concept

コンセプト

IFA Leadingがこれまで積み上げてきた信頼や実績を、ビジュアルコミュニケーションを通じて明確かつ適切に伝えること。それが本プロジェクトにおける最大のテーマでした。ブランディングの主導を担うKIBA社が綿密に構築したブランド戦略に準拠し、品位、格式、誠実性、信頼感、透明性を軸に、Webサイト、会社資料、名刺などの各種タッチポイントを設計。IFA Leadingが持つ姿勢や信頼感を、視覚的な一貫性によってより強く伝えることを目指しました。

IFAL_ロゴデザイン
IFAL_ブランドガイドライン

Design

デザイン

Webサイトでは、ブランド戦略やビジュアルアイデンティティに沿いながら、情報の見通しやすさ、余白、文字組みのバランスを丁寧に調整。堅実さと透明性を感じられる画面設計を行いました。
会社資料、名刺、パンフレットなどの各種ツールにおいても、同じ思想を展開。顧客との最初の接点から商談時の資料まで、どの場面でもブランドとしての品位と誠実さが伝わるよう、統一されたビジュアルコミュニケーションを構築しています。

IFAL_WEB
IFAL_名刺

Credit

Client:IFA Leading inc.
Brand Strategy:Shiora Naito(KIBA LLC.)
Visual Identity:Shiora Naito(KIBA LLC.)
Copywriter:Moe Ishizawa
Creative Translator:Kento Ito
Art Direction & Graphic Design:Shiora Naito(KIBA LLC.)
Motion Designer:Keisuke Onishi
Graphic Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photographer:Gyo Terauchi

Background

背景

サントリーが展開するロンドン・ドライジン「BEEFEATER」のパンフレットおよびポスターデザインプロジェクト。
ブランドの歴史や製法、使用されるボタニカル、ラインアップごとの特徴を、店頭や販促の場で分かりやすく伝えるためのコミュニケーションツールとして制作しました。
BEEFEATERが持つロンドンドライジンとしての王道感に加え、BEEFEATER 24やBEEFEATER PINK STRAWBERRYなど、それぞれ異なる個性を持つプロダクトの魅力をどう視覚的に整理し、印象的に届けるかがクリエイティブのテーマとなりました。

Concept

コンセプト

目指したのは、世界的トップブランドであるBEEFEATERらしい、力強いブランドイメージを保ちながら、各プロダクトの味わいや楽しみ方が直感的に伝わる販促デザインです。
ジンの原料となるボタニカルやフルーツ、カクテルのイメージを視覚的に取り入れることで、製品情報を単に説明するのではなく、飲用シーンやフレーバー、味わいの広がりまで想像できるビジュアルコミュニケーションを目指しました。
ブランドカラーである赤を軸に、BEEFEATER PINK STRAWBERRYの華やかさや、BEEFEATER 24の上質感など、ラインアップごとの違いを明快に見せながら、全体として一貫したブランドトーンに整えています。

BEEFEATER_パンフレット

Design

デザイン

パンフレットでは、ブランドの歴史や製法、ボタニカル、ラインアップ紹介、カクテルレシピなど、情報量の多い内容を整理しながら、読みやすく展開しました。
赤を基調としたBEEFEATERらしい強いビジュアルアイデンティティを活かしつつ、果実やボタニカルのイメージを組み合わせることで、ブランドの持つクラシックな印象に、フレッシュで親しみやすい表情を加えています。
商品紹介ページでは、各プロダクトのカラーや特徴が一目で伝わるように構成。BEEFEATER、BEEFEATER 24、BEEFEATER PINK STRAWBERRYそれぞれの個性を引き立てながら、シリーズとしての統一感も保てるよう設計しました。

BEEFEATER_パンフレット

販促ポスターでは、店頭や掲出環境で視線を引くことを重視し、商品とカクテルシーンを大きく見せる構成を採用。PINKとDRYの対比が直感的に伝わるよう、色面やタイポグラフィを大胆に使い、飲み方や味わいの違いが印象に残るビジュアルを設計しました。
BEEFEATERの持つ王道感と、現代的でカジュアルな楽しみ方。その両方を販促ツールとして分かりやすく届けることを目指しています。

BEEFEATER_ポスター

Credit

Client:Suntory Holdings Limited
Director:Shogo Otani(301 INC.
Art Direction:Yu Miyazaki(MY HEAD LLC.
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

河口湖で唯一の屋形船「HAMANASHI HOUSEBOAT」のブランディングプロジェクト。富士山を望む絶景と、山梨の食材・地酒を掛け合わせた、新しい観光体験を提供することを目的にスタートしました。
ターゲットは、五つ星ホテルに滞在するようなインバウンド富裕層。単なる遊覧船ではなく、夕暮れの河口湖をゆったりと巡りながら、山梨ならではの食と酒を味わう——そんな特別な時間そのものをブランドとして設計しています。
そのため、ロゴやWebサイト、パンフレットなどの各種クリエイティブにおいても、サービスの情報を伝えるだけでなく、この場所でしか味わえない非日常の体験価値を視覚的に伝える、上質なビジュアルコミュニケーションの開発が求められました。

屋形船HAMANASHI HOUSEBOAT_湖畔に浮く屋形船

Concept

コンセプト

目指したのは、「富士五湖で“唯一”の屋形船」。刻々と表情を変える富士山、夕暮れに染まる湖面、そして山梨ならではの食と酒。その土地でしか味わえない体験を、静かで上質な時間として届けるということを計画しました。
豪華さを過度に演出するのではなく、日本ならではの美意識や余白を感じられるブランド体験を軸に、国内外のゲストに向けた世界観を構築しています。

屋形船HAMANASHI HOUSEBOAT_ロゴビジュアル

Design

デザイン

ブランドの核となるロゴタイプは、屋形船のシルエットをモチーフに設計しました。ブランドカラーには、夕陽に染まる赤富士から着想を得たボルドーを採用。華やかさと落ち着きを兼ね備えた色彩によって、上質な時間を象徴するブランドイメージを形成しています。
Webサイトやパンフレットも同様のトーンで展開し、目の前に広がる富士山の景色や、山梨の食材と地酒によるペアリングコースが主役となるデザインを構築。情報を伝えるだけではなく、訪れる前からその時間に期待が高まるような、静かで洗練されたブランド体験を目指しました。

屋形船HAMANASHI HOUSEBOAT_WEB
屋形船HAMANASHI HOUSEBOAT_SNSフォーマット
屋形船HAMANASHI HOUSEBOAT_パンフレット

Credit

Client:Three-Sixty Channel Inc.
Produce:Yusuke Mizobata / Anji Noumu(VOID INC.)
Interior Design:Shohei Obi(BUFF)
Graphic Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photography:Saiko Kodaka(DOM SPACE DESIGN)

Background

背景

代々木上原のカフェバー「No.」におけるカクテルメニューのデザインプロジェクト。
本プロジェクトは、No.内で「新しいクラシックカクテル」をつくるという構想から始まりました。単にドリンクの名前や価格を掲載するメニューではなく、カクテルそのものの考え方や佇まいを伝える接点として、メニュー表のあり方も同時に見直すことに。
No.が持つ静かな空気感や、カフェバーとしての上質な時間に寄り添いながら、カクテルを選ぶ体験そのものをデザインすることを目指しました。

Concept

コンセプト

目指したのは、新しいクラシックカクテルを、説明ではなく空気感・余韻で伝えるということ。
クラシックカクテルが持つ普遍性や端正さを受け継ぎながら、No.らしい解釈によって更新された一杯。その魅力を、過度な装飾や賑やかな表現ではなく、余白、写真、タイポグラフィの静かな関係性によって伝えることをコンセプトとしました。
メニューを情報一覧としてではなく、小さな冊子を読むようにカクテルと向き合える媒体として設計しています。

No_メニュー表

Design

デザイン

デザインでは、カクテルそのものの佇まいが引き立つよう、白場を大きく活かしたミニマルなレイアウトを採用しました。
各カクテルは「No.1」「No.2」といったナンバリングで整理されることで、メニュー全体にシリーズとしての一貫性が生み出されています。名前や説明を過剰に立てるのではなく、ナンバーによって静かに分類することで、No.らしい抑制の効いた印象を生み出しています。
写真は、グラスや液体の質感、光の入り方が伝わるように大きく配置。カクテルが持つ透明感や奥行き、飲む前の静かな期待感を引き出すことを意識しています。
タイポグラフィは、クラシックな印象を感じさせる書体を用いながら、余白をたっぷりと取ることで、重くなりすぎず現代的な印象に調整しました。味わいのバランスや素材の構成も、視覚的に整理された情報として配置し、カクテルを選ぶ際の手がかりとなるよう設計しています。
表紙や背面では、モノクロ写真を用いることで、カフェバーとしての空気感や、夜の時間に寄り添うような静けさを表現。メニュー全体を通して、カクテルの情報を伝えるだけではなく、No.で過ごす時間のムードまで感じられるデザインを目指しました。

No_メニュー表
No_メニュー表

Credit

Client:301 Inc.
Director:Shogo Otani(301 INC.)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Photographer:Shigeta Kobayashi

Background

背景

岩手県岩泉町を拠点に活動するmeetme株式会社による、ジビエブランドのマイクロブランディングプロジェクト。
プロジェクトは、「岩泉のジビエというものを、どのように扱い、伝えていくか」という問いから始まりました。
ジビエという言葉には、野生の力強さや土地固有の食文化が宿る一方で、食材としての品質や背景、生産者の姿勢までを丁寧に伝えなければ、その価値が十分に届きにくい側面もあります。
そこでCOYOTEでは、ブランドのネーミングを起点に、ECサイトのビジュアルデザイン、販促物、商品に同梱するハンティングレポートまでを横断して設計。大規模なブランド構築ではなく、限られた接点のなかで一貫した印象と体験をつくることを目指しました。

iwaizumi-noniku_ネーミング

Concept

コンセプト

「岩泉」の「ジビエ」を、そのままブランドにする。

 

岩泉で獲れた野生の肉であること。その事実を過度に装飾したり、別の物語に置き換えたりするのではなく、土地と食材の関係をそのまま掲げることが、最も純度の高い伝え方だと考え、「岩泉野肉(iwaizumi-noniku)」という名称を提案。
「野肉」という言葉には、一般的な「ジビエ」よりも生々しく、野性味のある響きがあります。岩泉という土地の名と組み合わせることで、どこで生まれた、どのような食材なのかを端的に伝えながら、字面からも力強さが感じられるネーミングとしました。
ECサイトは「岩泉野肉商店」と名付け、土地の産物を扱う商店のような親しみやすさと、野生肉を扱うブランドとしての独自性が共存する世界観へと展開しています。

iwaizumi-noniku_デザインアセット鹿

Design

デザイン

ブランドのコアアセットとして制作したのは、鳥獣戯画を思わせるタッチで描かれた鹿のビジュアルです。
岩泉周辺では鹿が主な獣種であることから、鹿をブランドの象徴として設定。写実的で重々しい表現や単調なシルエット・アイコンではなく、どこかユーモラスで動きのある姿にすることで、野生の力強さを残しながらも、生活者が親しみやすいビジュアルを目指しました。
この鹿はECサイトのキービジュアルだけに閉じたものではなく、販促物や店頭ツールなど、今後さまざまな接点で活用できる汎用的なデザインアセットとして設計。ロゴを新たにつくるのではなく、名称、言葉、イラストレーションを組み合わせながら、ブランドらしさを形成していきました。

iwaizumi-noniku_WEB
iwaizumi-noniku_WEB

また、肉の背景を伝えるための同梱物として、ハンティングレポートのフォーマットデザインも制作しました。いつ、どこで、だれが、どのように捕獲したのか。商品のトレーサビリティを大切にする姿勢を、購入者が無理なく理解できるよう、情報の構造と階層を整理しています。制作する側が更新しやすく、受け取る側も必要な情報へスムーズにアクセスできることを重視し、レポートの枚数が増えてもストレスなく内容を読み取れる、シンプルで継続性のあるフォーマットに仕上げました。

ロードサイドに設置するのぼりでは、ECサイトとは異なる環境での認知設計を行っています。「岩泉野肉」の文字を家紋のような象徴として扱いつつ、走行中の車からでも瞬間的に内容を理解できるよう、メインの言葉には、より意味が伝わりやすい「岩泉ジビエ」を採用しました。
さらに、一種類ののぼりを単独で設置するのではなく、異なる色ののぼりを連続して並べることで、ロードサイドにおける視認性と印象の定着を高める構成を提案。もう一方には、「鹿に、舌鼓。」というコピーを配置しました。
食欲を喚起しながら、一瞬だけ意味を考えたくなる言葉によって注意を引き、通り過ぎるわずかな時間のなかでも記憶に残るコミュニケーションを目指しています。
ネーミング、ECサイト、イラスト、同梱物、ロードサイドの販促物。それぞれの役割に応じて伝え方を変えながら、「岩泉の野生肉を扱うブランドである」という一本の軸で接点をつなぐことを計画したプロジェクトです。

iwaizumi-noniku_ハンティングレポート
iwaizumi-noniku_のぼり

Credit

Client:meetme Co., Ltd.|Iwaizumi-noniku-syoten
Direction :Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Junki Takizawa、Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

建築家・若林拓哉氏が主宰するウミネコアーキによる、地域文化複合施設「ARUNŌ -Yokohama Shinohara-」のブランディングプロジェクト。
舞台となったのは、新横浜駅南側の住宅街・横浜市篠原町にあった旧横浜篠原郵便局。駅からほど近く、地域住民にとって身近な場所でありながら、役目を終えた建物をリノベーションし、地域の人々が自然と集い、新しい活動が生まれる文化拠点として再生する計画です。
COYOTEでは、ブランドアイデンティティの設計をはじめ、Webサイト、パンフレットなど、ブランド体験を形成する顧客接点のデザインを担当しました。

ARUNŌ_施設外観
ARUNŌ_施設内観

Concept

コンセプト

ブランドコンセプトは、未知への窓口」。

 

郵便局がこれまで担ってきた「人や地域をつなぐ窓口」という役割と、ウミネコアーキが掲げる「well-doing」の思想を重ね合わせ、新しい挑戦や出会いの入口となる場所を目指しました。
誰もが気軽に足を運び、まだ知らない人や文化、自分自身と出会えること。その体験そのものをブランドの価値として位置づけています。
また、建物が持つ記憶を消すのではなく、その痕跡を新しい価値へとつなぎ直すことで、この場所ならではのアイデンティティを構築しました。

ARUNŌ_ロゴデザイン

Design

デザイン

ロゴタイプは、昔の郵便局の窓口に見られたアーチ状のフォルムから着想を得て設計しました。柔らかな曲線を取り入れることで、人を受け入れる「窓口」としての包容力や、新たな出会いへの入口をやさしく表現しています。
また、各地域での再現性(=拡張強度)を踏まえ、ストリートカルチャーにおけるエリア表現から着想を得た「045 + Area」というタグラインを提案。
地域への誇りや愛着を現代的なレコメンド表現へと翻訳し、篠原という土地の個性をブランドへ取り込みました。

ブランドカラーについても、郵便局として使われていた建物の記憶や用途をサンプリングし、かつての面影をほのかに感じられるーーが、少し異なるーー色彩設計を採用。過去と現在が自然につながるブランド体験を目指しています。

ARUNŌ_パンフレット

パンフレットでは、その世界観を編集的な視点で展開し、ブランドの思想や空気感をより深く伝える構成を設計。

Webサイトでは、初見での接点となることを意識し、やわらかなイラストをベースに、まちづくりの文脈に寄り添った親しみのあるコミュニケーションを構築しました。

ARUNŌ_WEB
ARUNŌ_WEBイラスト
ARUNŌ_篠原町の風景

Credit

ClientUMINEKO ARCHI
Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Web Development:Kazuya Ohori
PhotographyEichi Tano

Background

背景

インテリアブランド「TALK LIVING」が取り扱う海外ブランドのカタログリニューアルプロジェクト。
LSAやSERAXをはじめとする各ブランドは、それぞれ異なるフォーマットで制作されており、ブランド全体として統一された印象を持ちづらいことが課題でした。
そこで本プロジェクトでは、個々のブランドの魅力を尊重しながらも、「TALK LIVING」という一つのブランド体験として伝えられるカタログへの再構築を行いました。

Concept

コンセプト

目指したのは、ブランドごとのカタログではなく、「TALK LIVINGのカタログ」として成立すること。

 

共通するフォーマットや編集ルールを設計することで、取り扱うブランドが変わっても一貫した世界観を感じられるブランドコミュニケーションを構築しました。
単に商品を紹介する冊子ではなく、インテリアのある暮らしやブランドの価値観まで伝えられる媒体となることを目指しています。

TALK LIVING_カタログ

Design

デザイン

誌面は、商品を並べるだけのカタログではなく、雑誌的なページネーションを意識。高価格帯の海外ブランドが持つ上質な空気感を損なわないよう、余白や写真の見せ方、タイポグラフィを丁寧に設計するとともに、情報を整理しながらも、ブランドの世界観が自然と伝わる誌面構成を目指しています。

TALK LIVING_カタログ
TALK LIVING_カタログ
TALK LIVING_カタログ

Credit

Client: TALKLIVING Co.,Ltd.
Art Direction&Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

東京・中目黒にオープンしたラグジュアリーピラティススタジオ「Alysse. Pilates」のブランディングプロジェクト。
本スタジオは、インテリアデザイナー・藤原直矢氏が主宰するSTUDIO ZINEによって、ホテルのような上質さを感じられる空間として設計されました。一般的にイメージされるピラティススタジオとは異なる空間的な特異性が特徴であることを受け、ブランドコミュニケーションにおいても、ピラティスにおいて一般言語となっているワークアウトや美容を前面に出す表現ではなく、より情緒的で豊かな体験価値を伝えることを目指しました。
ピラティスの本質に立ち返り、身体を鍛えるだけではなく、心身を整えるための場所としてブランドを設計。Webサイト、ショップカード、PRツールなど、スタジオと顧客をつなぐタッチポイント全体のディレクション及びデザインを担当しました。

Alysse_ビジュアルイメージ

Concept

コンセプト

掲げたブランドコンセプトは、「潤い」。

 

Alysse. Pilatesでは、ピラティスを単なる運動や美容のためのメソッドとしてではなく、心身を整え、自分自身の状態を取り戻すための時間として捉えました。
身体の大半が水でできていることから着想し、身体を潤すこと。そして、心が満たされるような豊かさを感じること。その二つの意味を重ね合わせ、「潤い」という概念・思想をブランドの中心に据えています。
加えて、ピラティスが持つ「軸」「コア」「リフレッシュ」といった本質的な価値を、ラグジュアリーな空間体験と接続し、心身ともに満たされるブランド体験を目指しました。

Alysse_ブランドカラー

Design

デザイン

デザインでは、一般的なピラティススタジオに見られるアクティブでスポーティな表現ではなく、静けさや余白、自然を感じられるトーンを重視しました。
ブランドカラーには、スタジオ空間との親和性を考え、自然を想起させるグリーンを採用。アクセントとしてスキンカラーを組み合わせることで、身体性や温度感、ターゲットの琴線に触れる“やわらかな上質さ”を表現しています。

Alysse_WEB
Alysse_WEB

Webサイトやショップカード、PRツールでは、「潤い」というコンセプトを軸に、呼吸や姿勢、身体の内側へ意識が向かうような静かなビジュアルコミュニケーションを設計。過度に説明的な表現ではなく、空間そのものが持つラグジュアリーさや、ピラティスによって心身が整っていく感覚を、色彩、余白、写真、タイポグラフィによって伝えることを目指しました。
身体を鍛える場所ではなく、心身の軸を整え、自分自身を満たしていく場所としてのブランド体験を構築したプロジェクトです。

Alysse_パンフレット
Alysse_パンフレット

Credit

Client:Alysse Co., Ltd.
Project Management:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Interior Design:Naoya Fujiwara(STUDIO ZINE)
Direction & Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Junki Takizawa(COYOTE)
Assistant Design:Myu Aoki(COYOTE)
Photography:Studio/Nacasa & Partners Masato Kawano, Material/Yuri Kuramoto
Web Development:Homare Yoshizaki(LINKAKU inc.)
Flower Arrangement:Saihou Ozono

Background

背景

ホテルやレストラン、商業施設などの企画・設計・運営を国内外で手がけるUDS株式会社が運営する「ホテル エディット 横濱」。その1階にある飲食スペースのリブランディングプロジェクトです。
場所柄から、ランチタイムは多くの人に利用されていましたが、それに比べてモーニングタイムは利用率が低い状態にありました。
ホテル利用者だけでなく、地域の人々にも選ばれる飲食店へと生まれ変わるため、既存の飲食スペースを新たなブランドとして再構築することになりました。

 

ブランド名も新たに「NOUMU」と命名。ロゴやWebサイト、ショップツールまで一貫したブランド体験を設計しました。

noumu_イメージビジュアル

Concept

コンセプト

ブランド名の由来は、「濃霧(のうむ)」。

 

朝、霧の中でぼんやりと目を覚まし、一杯のスープを口にすることで少しずつ身体も意識も目覚めていく——そんな朝(朝靄)の感覚をブランドコンセプトとして設計しました。
料理の主役となるスープを軸に、食事をすること自体を「目覚めの体験」として捉え、ブランド全体へと展開しています。

noumu_コンセプト
noumu_メニューパンフレット

Design

デザイン

ブランドロゴは、スープ皿を真上から見たシルエットをモチーフにデザインしました。ブランド名の「O」は器を象徴する円形として設計し、スープというブランドの象徴的な存在をシンプルな形で表現しています。

ロゴだけではなく、パンフレットなどのツールにも「霧が晴れていく体験」というコンセプトを反映。メニューでは、スモーキーなグレーから始まり、ページをめくるごとに明るい写真が現れる構成とすることで、朝の目覚めを一冊の中で体験できるデザインとしました。
また、Webサイトではスクロールに合わせて写真のぼかしが徐々に晴れていく演出を採用し、ブランドコンセプトをデジタル上でも体感できる設計としています。

 

ロゴやグラフィックを制作するだけではなく、訪れる前から食事を終えるまで、「目覚め」という一つの体験を一貫してデザインしたプロジェクトです。

noumu_Tシャツ
noumu_店舗スペース
noumu_店舗スペース

Credit

Client:UDS株式会社(ホテル エディット 横濱
Produce & Direction:Junpei Mizobata(VOID INC.
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Copy Writing:Yuka Akashi
Photographer:Eichi Tano
Food Direction:Asaka Nishimura

Background

背景

兵庫県宝塚市で創業60年を超える老舗喫茶「YURI COFFEE(百合珈琲)」のリブランディングプロジェクト。
地域で長く愛されてきた喫茶店でありながら、若い世代の来店が増えるなど、客層や利用シーンに少しずつ変化が生まれていました。そうした変化を受け、2019年にブランドの見え方を見直し、これからの百合珈琲としての佇まいを整えるためのリニューアルを行いました。
本プロジェクトでは、既存の「ゆり」をモチーフにしたロゴから一歩踏み込み、百合珈琲ならではの本質的な体験価値である「『土鍋』でコーヒーを淹れる」という個性的な手法に着目。長く地域に親しまれてきた喫茶店の魅力を、現代的なブランドアイデンティティとして再構築しました。

Concept

コンセプト

ブランドの核に据えたのは、百合珈琲ならではの「土鍋コーヒー」という体験です。
一般的な抽出器具ではなく、土鍋を用いてじっくりとコーヒーを淹れる。その少し変わった手法には、百合珈琲らしい温かさや手間、時間の豊かさが宿っています。
リブランディングでは、その独自性を単なる“特徴”として見せるのではなく、ブランドを“象徴”するアイデンティティとして表現することを提案しました。

YURI COFFEE_新ロゴ
YURI COFFEE_パッケージ

Design

デザイン

ロゴマークは、土鍋を上から見たときのコロンッとした形状から着想しました。土鍋の丸みや持ち手の形を抽象化することで、コーヒー器具でありながら記号として印象に残るシンボルを設計。百合珈琲の独自性である「土鍋で淹れるコーヒー」を、直接的すぎないかたちでブランドの中心へ据えています。
ロゴタイプでは、「O」の部分にほんのわずかなシズル感を加え、抽出されたコーヒーがたまるような表情を演出。土鍋による、浸漬式コーヒーがじっくりと抽出されていくさまを、タイポグラフィの中にさりげなく表現しています。
ブランドカラーは、純白と黒を基調に設計。百合という花が持つイメージを引き継ぎながら、老舗喫茶としての落ち着きと、現代的な印象の両立を目指しました。
このアイデンティティをもとに、豆袋、ショップカード、パッケージをはじめとした、さまざまなツールへ展開。地域の人々に長く愛されてきた土鍋コーヒーを、これからの世代にも届くブランド体験として再編集しました。

YURI COFFEE_パッケージ

Credit

Client:YURI COFFEE
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Coordinate:Yoshihiro Yamashita(DOCKET STORE)