Background

背景

札幌市民に長年親しまれてきた商業施設「4PLA(4丁目プラザ)」のリブランディングプロジェクト。

「札幌といえば4PLA」と言われるほど、同施設は地域の人々の暮らしや思い出の中に存在する場所でした。待ち合わせをした日、友人と買い物をした日、何気なく立ち寄った日。多くの市民にとって、それぞれの記憶が積み重なる街のランドマークでもあります。

リニューアルにあたり求められたのは、そうした地域の記憶や愛着を受け継ぎながら、新しいカルチャーが生まれる場所として施設を適切に更新すること。施設名である「4PLA」はそのまま継承し、新たな時代に向けたブランドアイデンティティの再構築を行いました。

4PLA:ステートメント

Concept

コンセプト

4PLAは、街の文化が交わる場所。施設が位置する札幌中心部には、人々が行き交う大きな交差点と路面電車が存在しています。私たちはこの街の風景そのものをブランドの起点としました。 

 

人と人が出会う。
文化と文化が交差する。
新しい出来事が生まれる。

 

そんな4PLAの役割を象徴する存在として、「4」の文字をブランドのシンボルに据えています。

過去から受け継いだ記憶と、これから生まれる新しいカルチャー。その接点となる場所として、4PLAの新しいアイデンティティを構築しました。

4PLA:ロゴデザイン

Design

デザイン

ロゴマークは、「4」の文字をベースに設計しています。

縦横に伸びる形状は施設周辺の交差点や道路を、柔らかな曲線は札幌の街を走る路面電車の軌道を表現。街の風景を抽象化しながら、4PLAが持つ地域性をシンボルの中に落とし込みました。

ロゴタイプにも同様の曲線要素を取り入れ、ロゴマークと一体となったビジュアルシステムを構築。親しみやすさと新しさを両立する表現を目指しています。

4PLA:ブランドガイドライン

また、ブランドアイデンティティを拡張する形で、Webサイト、SNSフォーマット、ポスター、ブランドブックを制作。ロゴを構成するグラフィック要素を拡張し展開することで、あらゆるタッチポイントで一貫したブランド体験を設計しました。

SNSではポップで軽快な表現を通じて新しいカルチャーの発信地としての魅力を伝え、Webサイトでは地域に開かれた親しみやすさと施設の新しさを両立。ポスターではブランドシステムを大胆に展開し、街の中でも印象的に機能するビジュアルコミュニケーションを実現しています。

4PLA:ポスター

Credit

Client:KAJIMA CORPORATION
Project Direction:Masayuki Inoue, Yusuke Mizobata (VOID INC.
Art Director:Yurika Omoto(COYOTE)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Illustration:Myu Aoki(COYOTE)
Web Development:Kazuya Okamoto

Background

背景

ヴィンテージ家具を扱うショップ「BROCANTE」のリブランディングプロジェクト。
BROCANTEは店舗事業に加え、造園事業も同じブランド名で展開していました。しかし、店舗としての知名度が高かったことで、造園事業も同じ印象で認識されてしまい、法人としてのtoB向けな印象、信頼感や、それぞれの事業の違いが十分に伝わっていないという課題がありました。
そこで本プロジェクトでは、長年育まれてきたブランド資産を活かしながら、コーポレートブランドと各事業ブランドの役割を整理し、ブランド全体を再設計するリブランディングを行いました。

Brocante_ロゴバリエーション

Concept

コンセプト

目指したのは、一つのブランドの中で、それぞれの役割が自然に伝わるブランド構造をつくること。ヴィンテージ家具を扱うショップとしての親しみやすさや、フランスヴィンテージを感じさせる空気感はそのままに、企業としての信頼感や専門性も併せ持つブランドへとアップデートしました。
また、ロゴを0から完全に刷新するのではなく、それぞれのブランドに最適なロゴタイプを選定・整理することで、既存のブランド資産を継承しながら、一貫性のあるブランドアーキテクチャを構築しています。

Brocante_WEBイメージ
Brocante_WEBイメージ

Design

デザイン

Webサイトでは、「植物の魅力」「暮らしを少し豊かにすること」「日常の小さな喜び」というブランドの思想を、デジタル上でも自然に感じられる体験として設計しました。
過度な演出は行わず、余白を活かしたレイアウトや落ち着いたタイポグラフィによって、ブランドらしい穏やかな空気感を表現。ヴィンテージ家具や植物が持つ質感や温度が引き立つよう、シンプルで丁寧なビジュアルコミュニケーションを目指しました。
また、ロゴをはじめ、名刺、ショップカード、看板、フラッグ、シールなど、ブランドに触れるあらゆるツールを統一した思想のもと開発。個々の事業の個性は保ちつつも、一つのブランドとしての一体感を感じられる世界観を構築しました。

Brocante_A看板

Credit

Client:Brocante inc.
Art Direction:Yurika Omoto(COYOTE)
Design:Yurika Omoto, Myu Aoki(COYOTE)
PhotographyEichi Tano
Web DevelopmentLINKAKU inc.

Background

背景

創業60年を超える兵庫県宝塚市の老舗喫茶店「YURI COFFEE(百合珈琲)」。10数年前、本店のリブランディングを手がけたご縁から、新店舗となる「YURI COFFEE 六甲山」のブランディングプロジェクトに参画しました。
新店舗は、市街地にある本店とは大きく異なる、六甲山の豊かな自然に囲まれたロケーション。先端マテリアルの開発・製造を手がける太陽鉱工社が保有する保養所内に併設するかたちで、新たな交流拠点としてオープンするカフェです。
長年地域で親しまれてきたYURI COFFEEのブランドらしさを受け継ぎながら、この場所だからこそ生まれる新しい体験をどうデザインするか。本店のアイデンティティを継承すると同時に、六甲山ならではの魅力や空気感をブランドへ取り込むことが、本プロジェクトにおける大きなテーマとなりました。

百合珈琲六甲山_施設前看板

Concept

コンセプト

現地を訪れた際に強く印象に残ったのは、山間をゆっくりと吹き抜ける心地よい風でした。その穏やかな揺らぎをデザインの核とし、本店が持つ世界観を受け継ぎながらも、六甲山という土地ならではの自然や空気感を感じられるアイデンティティを目指しました。
また、本プロジェクトではロゴデザインだけでなく、施設全体のブランド設計についても提案。施設内に今後ほかのテナントが入居する可能性など、将来的な運営や環境の変化まで見据えた設計が必要でした。テナント毎にそれぞれ独自のサインを展開してしまうと、施設全体の景観やブランドトーンにばらつきが生まれ、意図しないハレーションが起こることも想定されます。
そこで私たちは、施設側のトーン&マナーなどを定義し、そのルールのもとで施設全体にまたがるサインを展開することを計画しました。「館=YURI COFFEE 六甲山」ではなく、「スズノネヒュッテの中にあるYURI COFFEE 六甲山」というブランドの階層構造を明確にすることで、それぞれの役割を整理しながら、将来的な更新にも対応できる状況のデザインを行いました。

百合珈琲六甲山_ブランドイメージ

Design

デザイン

YURI COFFEE本店のロゴを継承しながら、六甲山店のロゴタイプには、山間を吹き抜ける風の揺らぎを想起させる柔らかな表情を取り入れました。ブランドカラーにはネイビーを採用。リノベーションされた店舗の床に使われていた印象的な藍色から着想を得るとともに、空間の色彩に自然と溶け込み、過度に主張しない色として選定しました。レトロモダンなインテリアとの調和を図りながら、落ち着きと品のあるブランドイメージを目指しています。
こうした世界観をもとに、ショップカードやパンフレット、メニューフォーマットなどを制作。明朝体を基調としたタイポグラフィ、ワントーンで描かれたイラストレーション、オールドスタイルな構成など、ブランドの空気感を醸成するためのデザインコードを定義し、あらゆる顧客接点へと落とし込みました。

また、施設全体のサイン計画では、施設ロゴタイプのストロークをモチーフとしてピクトグラムを設計。色彩も風景や空間になじむ落ち着いたトーンで統一することで、建築や周囲の環境に静かに寄り添うサインシステムを構築しました。ブランドと建築、そして自然環境が調和することで、この場所ならではの穏やかな時間を感じられる体験を目指しています。

百合珈琲六甲山_日暮のテラス
百合珈琲六甲山_テラスからの眺望

Credit

  • Client:TAIYO KOKO Co.,Ltd. ,YURI COFFEE
  • Project Management:Yasue Imai
  • Interior Design:Yasue Imai
  • Art Direction : Junki Takizawa(COYOTE)
  • Design :Myu Aoki(COYOTE)
  • Photography:Takamitsu Motoyoshi

Backstory

背景

グラフィックデザインや空間設計を手掛けるデザインスタジオ& Supplyが展開するファブリックブランド「MYTONE」。

「日々をポジティブに過ごせる『自分色の部屋作り』のはじめの一歩」という思想のもと、さまざまなアーティストやイラストレーターと協業しながら、暮らしを彩るテキスタイルプロダクトを展開しています。

本プロジェクトは、イラスト制作における制約はほとんどなく、自由な発想で表現を探求できる機会となりました。

海外滞在時の風景01

Inspiration

インスピレーション

テーマとして掲げたのは、「Mountain」。

制作時期は、海外滞在から帰国して間もない頃でした。オーストラリア、ニュージーランド、アイスランドなどで目にした雄大な自然風景が強く印象に残っており、その記憶を作品の着想源としています。

連なる山々の稜線、光によって刻々と表情を変える地形、圧倒的なスケール感を持つ自然の風景。

そうした体験を直接的に描写するのではなく、抽象的なグラフィックとして再構成することで、見る人それぞれが自由に風景を想像でき、暮らしに自然に溶け込んでいくような表現を目指しました。

MYTONEファブリックイメージビジュアル06
MYTONEファブリックイメージビジュアル03

Design

デザイン

山のシルエットや地形の起伏をモチーフに、シンプルな図形と色彩によって風景を構成しています。

大胆な構図と余白を活かしながら、自然が持つ静けさや広がりを表現。具象と抽象のあいだを行き来するようなグラフィックにすることで、アートピースとしての魅力と日用品としての親しみやすさを両立させています。

本アートワークはタオルやラグなどのファブリック製品へ展開。暮らしの中で使われるプロダクトでありながら、自然の風景や旅の記憶を感じられる存在となることを目指しています。

Credit

Client:and Supply Inc.
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

トランプを用いたパフォーマンスアート「カーディストリー」。世界的に活躍するカーディストリーアーティスト・Tomoya氏を中心に、その魅力をより多くの人へ届けるために活動するブランド「Welcome Back」のブランディングを担当しました。
業界内では一定の認知を獲得していた一方で、ブランドとしてのデザインアセットやガイドラインは十分に整備されておらず、活動の広がりに対して一貫したブランド体験を提供できる環境が整っていないことが課題となっていました。
そこで本プロジェクトでは、カルチャーの魅力をより多くの人へ届けるためのブランド基盤を整備し、継続的にブランドを育てていけるブランドの土台づくりを行いました。

welcomeback_ロゴ

Concept

コンセプト

ブランドコンセプトは、“Let’s play together!”
カーディストリーを一部の愛好家だけのカルチャーではなく、誰もが気軽に触れられる文化へ。そんな想いを軸に、親しみやすさを重視したビジュアルコミュニケーションを設計しました。
ブランドの象徴として制作したのは、「WB」の文字をモチーフにしたキャラクター。ロゴとして機能するだけでなく、SNSやWeb、グッズなどさまざまな接点で展開できるブランドアイコンとして設計し、将来的にはIPとして育っていくことも視野に入れています。

welcomeback_Instagram

Design

デザイン

ブランドの核となるロゴは、「WB」の文字をベースにキャラクターとしてデザインしました。シンプルかつユーモラスさをまとった擬人化的手法で設計することにより、カーディストリーというカルチャーの楽しさや遊び心を自然に伝えられる存在になることを目指しています。
また、ロゴだけではなく、ブランドガイドライン、Webサイト、トランプをはじめとしたグッズまで一貫した世界観で制作。キャラクターをコアブランドアセットとして展開することで、オンライン・オフラインを問わず統一感のあるブランド体験を構築しました。
ブランドの認知を高めるだけではなく、カルチャーそのものが広がっていくためのブランド基盤を設計しました。

Credit

Client:Tomoya / Welcome Back
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design & Web Development:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

東京・武蔵境に店舗を構えるアサイーボウル専門店「LUANA.TOKYO」のリブランディングプロジェクト。若い女性を中心に幅広い世代から支持を集める同店でしたが、ブランドの成長とともに、従来の原宿カルチャーを感じさせるポップなビジュアルから、より幅広い客層に親しまれるブランドへアップデートすることが課題となっていました。
ロゴタイプに加え、ブランドの印象を大きく左右していたイラストも刷新。段階的に更新を行い、店舗の魅力はそのままに、より洗練された世界観を醸成させていくプロジェクトです。

Concept

コンセプト

目指したのは、「かわいい」だけでは終わらないブランド。若々しいポップさは残しながらも、落ち着きや品の良さを感じられるトーンへとアップデートすることで、学生から大人まで、幅広い女性が自然と親しめるブランドへと進化させました。
また、本プロジェクトでは現在の店舗だけではなく、将来的なブランド展開も見据えています。「LUANA.TOKYO」だけでなく、姉妹店「BALMY.TOKYO」をはじめ、今後も「●●●.TOKYO」というブランドが増えていくことを想定し、店舗ごとの個性を活かしながらも共通した世界観を築けるビジュアルコミュニケーションのあり方も計画しました。

Design

デザイン

ロゴタイプは、アサイーボウルの「ボウル」の丸みから着想を得て設計しました。柔らかなラウンド感を取り入れながらも、図形的で普遍性のあるフォルムとすることで、親しみやすさと洗練された印象を両立しています。
キーイラストもあわせてリニューアル。従来の鮮やかでケミカルな色使いから、穏やかな配色へ変更し、フラットな表現へとアップデートしました。POPな世界観は残しながらも、より品のあるビジュアルへと再構築しています。
さらに、ショップカードやコースター、メニューなどの店舗ツールも統一したトーンで展開。ブランドの世界観を一貫して体験できるデザインシステムを構築しました。また、「●●●.TOKYO」という共通フォーマットによるツール展開も提案。各店舗の個性を保ちながらブランド全体のつながりを可視化することで、今後の店舗展開にも柔軟に対応できる仕組みを整備しています。

luana.tokyo_メニュー表
luana.tokyo_.tokyoツールイメージ

Credit

  • Client:Bloom Tokyo Co., Ltd.
  • Art Direction : Junki Takizawa(COYOTE)
  • Design :Yurika Omoto(COYOTE)
  • Illustration:Myu Aoki(COYOTE)

Background

背景

オリジナルワインの製造・販売をはじめ、ECサイトの構築やロジスティクスまでを一貫して手がけるhumain社。同社が実験的な取り組みとして立ち上げたオリジナルワイン「Salut!」のラベルデザインを担当しました。
本プロジェクトは、明確なターゲットや販売戦略を前提とした商品開発ではなく、試験醸造を通じてブランドの可能性を探るためのファーストプロダクト。そのため、「誰に売るか」を定義することよりも、まずは一本のワインとしての個性や魅力を形にすることを大切にプロジェクトを進めました。

Concept

コンセプト

まず、試飲を通して強く感じたのは、その軽やかな飲み口でした。熟成をほとんど経ていない短熟ワインならではのフレッシュさは、食事とじっくり向き合う一本というよりも、友人との集まりや最初の乾杯など、気軽なシーンで楽しめる存在。その印象をそのまま商品コンセプトへと落とし込みました。
ネーミングには、英語の「Hi!」に近いニュアンスを持つフランス語「Salut!」を採用。ワインを飲み慣れた人のためではなく、普段あまりワインを手に取らない人にとっても、気軽に「こんにちは」と声をかけるような距離感のプロダクトを目指しています。

ワインSalut!_ラベルデザイン

Design

デザイン

ラベルデザインでは、ワインに多く見られるクラシックで重厚な表現とは対照的に、親しみやすく軽やかな世界観を提案。カジュアルなイラストレーションや丸みのあるフォルム、軽快なタイポグラフィを組み合わせることで、ワインに対する心理的なハードルを下げ、普段あまりワインを飲まない人でも自然と手に取りたくなるデザインを目指しています。
また、明るく軽快なカラーリングを採用することで、気負わず楽しめるプロダクトとしての印象を強化。「Salut!」という名前が持つ「気軽な挨拶」のように、ワインとの新しい出会いや、人と人とのつながりを生み出すきっかけとなる“入口”のような存在になることを目指しました。

Credit

Client:humain.inc
Art Direction:Junki Takizawa(COYOTE)
Design:Yurika Omoto(COYOTE)

Background

背景

ホテルやレストラン、商業施設などの企画・設計・運営を国内外で手がけるUDS株式会社が運営する「ホテル エディット 横濱」。その1階にある飲食スペースのリブランディングプロジェクトです。
場所柄から、ランチタイムは多くの人に利用されていましたが、それに比べてモーニングタイムは利用率が低い状態にありました。
ホテル利用者だけでなく、地域の人々にも選ばれる飲食店へと生まれ変わるため、既存の飲食スペースを新たなブランドとして再構築することになりました。

 

ブランド名も新たに「NOUMU」と命名。ロゴやWebサイト、ショップツールまで一貫したブランド体験を設計しました。

noumu_イメージビジュアル

Concept

コンセプト

ブランド名の由来は、「濃霧(のうむ)」。

 

朝、霧の中でぼんやりと目を覚まし、一杯のスープを口にすることで少しずつ身体も意識も目覚めていく——そんな朝(朝靄)の感覚をブランドコンセプトとして設計しました。
料理の主役となるスープを軸に、食事をすること自体を「目覚めの体験」として捉え、ブランド全体へと展開しています。

noumu_コンセプト
noumu_メニューパンフレット

Design

デザイン

ブランドロゴは、スープ皿を真上から見たシルエットをモチーフにデザインしました。ブランド名の「O」は器を象徴する円形として設計し、スープというブランドの象徴的な存在をシンプルな形で表現しています。

ロゴだけではなく、パンフレットなどのツールにも「霧が晴れていく体験」というコンセプトを反映。メニューでは、スモーキーなグレーから始まり、ページをめくるごとに明るい写真が現れる構成とすることで、朝の目覚めを一冊の中で体験できるデザインとしました。
また、Webサイトではスクロールに合わせて写真のぼかしが徐々に晴れていく演出を採用し、ブランドコンセプトをデジタル上でも体感できる設計としています。

 

ロゴやグラフィックを制作するだけではなく、訪れる前から食事を終えるまで、「目覚め」という一つの体験を一貫してデザインしたプロジェクトです。

noumu_Tシャツ
noumu_店舗スペース
noumu_店舗スペース

Credit

Client:UDS株式会社(ホテル エディット 横濱
Produce & Direction:Junpei Mizobata(VOID INC.
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Copy Writing:Yuka Akashi
Photographer:Eichi Tano
Food Direction:Asaka Nishimura

Background

背景

当時の日本ではCBD市場が立ち上がり始めたばかりで、「Chill」というライフスタイルやセルフケアへの関心が少しずつ広がり始めていました。
クライアントは会社員としてのキャリアを経て独立し、CBDをより身近な存在として広めていきたいという想いからブランド「GIRA BOND.」をスタート。新しい市場の中で、CBDというプロダクトだけではなく、その先にある体験価値をどう伝えるかがプロジェクトの出発点となりました。

GIRABONDイメージビジュアル02

Concept

コンセプト

ブランドの核として据えたのは、「穏やかな時間を通して、心身を整える」という価値観。

 

忙しない日常の中で、少しだけ肩の力を抜くこと。
自分自身と向き合う余白を持つこと。
心地よいリズムを取り戻すこと。

 

GIRA BOND.では、そうした“時間”そのものをブランドが提供する価値として捉えました。

グラフィックにおいても、波のように揺らぐ曲線を用いながら、張り詰めた状態からゆるやかに解放されていく感覚や、心地よく整った、凪のような状態を抽象的に表現しています。

GIRABONDロゴモノクロ

Design

デザイン

ブランド全体を通して、静けさや心地よさを感じられるビジュアルトーンを提案。顧客接点となるパッケージデザインでは過度な装飾を避け、余白を活かしたシンプルな構成を採用。抽象的な曲線グラフィックをブランドの象徴として展開することで、GIRA BOND.が提案する穏やかな時間の価値を視覚的に表現しています。

制作したデザインは、CBDグミやCBDオイルをはじめとする複数のプロダクトへ展開。タイポグラフィとコマ割りのイラストレーションを軸としたビジュアルルールを構築することで、ラインアップが増えても一貫したブランド体験を維持できる設計としました。

プロダクトを販売するだけではなく、日々の暮らしの中にChillな時間を届けること。その体験価値を可視化し、ブランドとして実装することを目指したプロジェクトです。

GIRABONDグミパッケージ

Credit

Client:GIRA BOND.
Director&Design:Yurika Omoto(COYOTE)