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Background
背景
LATTE GRAPHIC社が発行するブランドブック『CAFE. CITY. PEOPLE.』のエディトリアルデザインおよび撮影ディレクションを担当しました。 本書では、カフェの聖地メルボルンの“カフェ文化”に着目。そこで働くバリスタやオーナー、クリエイターなど、さまざまな立場の人々へのインタビューを通して、カフェという場所が持つ本質的な価値を多角的に紐解いています。 ブランドブックでありながら、一企業の紹介に留まらず、一つのカルチャーを記録する読み物として成立することを目指したプロジェクトです。
Concept
コンセプト
目指したのは、「メルボルンの空気を感じられる一冊」。
インタビュー記事だけでなく、街並みやカフェ、そこに集う人々の風景を丁寧に編集することで、現地を訪れたときの空気感や時間の流れまで伝わるような読書体験を設計しました。写真とテキストが互いに引き立て合い、一冊を通してひとつのストーリーとして読める構成を意識しています。
Design
デザイン
誌面では、余白と非装飾的な静かな紙面設計を軸に、写真が持つ空気感を最大限に引き出すデザインを目指しました。 現地で撮影された写真をふんだんに用いながら、情報を整理しすぎることなく、街の温度や人の営みが自然と伝わる誌面構成を設計。写真・テキスト・余白のバランスを丁寧に調整することで、ブランドブックでありながら、一冊のカルチャーブックとしても楽しめるエディトリアルデザインへと仕上げています。 また、撮影ディレクションも担当し、誌面全体を通して統一されたビジュアルトーンを構築。ブランドが伝えたい思想と、メルボルンという街の魅力が自然に重なり合う読書体験を目指しました。
Credit
Presented by:Latte Graphic Contributors:Kantaro Okada、Ben Bicknell、Michael Allpress Editor in Chief & Creative Director:Shogo Otani(301 Inc.) Writer:Yuto Miyamoto Art Director& Designer:Yurika Omoto(COYOTE) Photographer:Kaede James Takamoto、Aki Onishi Project Manager:Suguru Itatani (301 Inc.) Publisher:TWO VIRGINS Co., Ltd.
Background
背景
自分が納得できる仕事を、コツコツと、丁寧に積み重ねていくーー
そんな想いを胸に、一人工務店として独立した職人のブランド立ち上げを支援しました。腕一本で看板を掲げるということは、営業も、見積もりも、現場仕事も、すべて自分自身で担うということ。だからこそ必要だったのは、規模や実績を語るブランドではなく、その人の誠実さや人柄が自然と伝わるブランドでした。
名前を見ただけで、手仕事への真摯な姿勢と、どこか親しみのある人となりが感じられること。そんなアイデンティティをゼロからつくることが、このプロジェクトの出発点でした。
Concept
コンセプト
現場に響く打音——「トントン、カンカン。」
誰もが子どもの頃から耳にしてきた(なんとなく知ってるであろう)擬音を、そのままブランドネームとして提案。
大工仕事というものを直感的に想起させながら、飾らない人柄や軽やかなユーモアまでを言葉そのものに宿しています。
難しいことは語らない。でも、確かな仕事をする。
そんな職人としての姿勢を、このシンプルなネーミングに込めました。
また、「トントン、カンカン。」には「、」「。」が含まれています。私たちはこの句読点もデザインの一部として捉え、ブランドにリズムと余白を与え世界観を増強する役割を与えました。
一打ずつ木材に向き合うように、ひとつひとつの仕事を丁寧に積み重ねていく。その時間の流れや手仕事の感覚を、名前そのものが語るブランドを目指しています。
Design
デザイン
ロゴは、空間(家)や質量(モノ)を想起させるアイソメトリックなボックス形状をベースに設計。「トントン、」にはゴシック体由来の力強さを、「カンカン。」には明朝体由来のシャープさを与え、それぞれ異なる個性を持つ文字を重ね合わせています。ハンマーが木材を打つ重厚な音は、構造的で安定感のあるフォルムで。金属音のように高く響く音は、エッジの効いた繊細な表情で表現しました。異なるキャラクターを持つ書体をひとつのロゴの中に共存させることで、同時に一人の職人の中にある「力強さ」と「繊細さ」という二面性を表現しています。
カラーには落ち着きのあるネイビーを採用。ネーミングやコミュニケーションに宿るユーモアを活かしながらも、ブランドとしての品位と信頼感を支える役割を担っています。
さらに、「トントン、カンカン。」という言葉そのものをデザインシステムとして展開。コンポーネント化された「トントン、カンカン。」を自由に組み合わせることで、名刺やSNS、販促物など、あらゆる接点で世界観を一貫して拡張できる仕組みを計画しました。
Credit
Client:Kazuki Kanamaru(TonTon, KanKan)
Director&Design:Junki Takizawa(COYOTE)
Backstory
背景
グラフィックデザインや空間設計を手掛けるデザインスタジオ& Supply が展開するファブリックブランド「MYTONE」。
「日々をポジティブに過ごせる『自分色の部屋作り』のはじめの一歩」という思想のもと、さまざまなアーティストやイラストレーターと協業しながら、暮らしを彩るテキスタイルプロダクトを展開しています。
本プロジェクトは、イラスト制作における制約はほとんどなく、自由な発想で表現を探求できる機会となりました。
Inspiration
インスピレーション
テーマとして掲げたのは、「Mountain」。
制作時期は、海外滞在から帰国して間もない頃でした。オーストラリア、ニュージーランド、アイスランドなどで目にした雄大な自然風景が強く印象に残っており、その記憶を作品の着想源としています。
連なる山々の稜線、光によって刻々と表情を変える地形、圧倒的なスケール感を持つ自然の風景。
そうした体験を直接的に描写するのではなく、抽象的なグラフィックとして再構成することで、見る人それぞれが自由に風景を想像でき、暮らしに自然に溶け込んでいくような表現を目指しました。
Design
デザイン
山のシルエットや地形の起伏をモチーフに、シンプルな図形と色彩によって風景を構成しています。
大胆な構図と余白を活かしながら、自然が持つ静けさや広がりを表現。具象と抽象のあいだを行き来するようなグラフィックにすることで、アートピースとしての魅力と日用品としての親しみやすさを両立させています。
本アートワークはタオルやラグなどのファブリック製品へ展開。暮らしの中で使われるプロダクトでありながら、自然の風景や旅の記憶を感じられる存在となることを目指しています。
Credit
Client:and Supply Inc. Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Background
背景
兵庫県宝塚にあるカフェ「TOBERA」のドリップバッグリニューアルプロジェクト。ブランドの世界観をより一貫して伝えるため、既存パッケージを見直し、TOBERAらしい温もりや空気感を感じられるデザインへの刷新を行いました。 日常の中で気軽に楽しめるドリップバッグだからこそ、コーヒーを淹れる時間そのものが心地よい体験となることを目指し、商品の世界観をパッケージへ落とし込んでいます。
Concept
コンセプト
TOBERAの定番ブレンド「あおば」「ひなた」「つむぎ」は、「毎日飲んでも疲れない、心休まるコーヒー」をコンセプトに生まれたブレンドです。 それぞれの名前が持つやさしい響きや温かな印象をさらに引き立てるため、手描きのラフなイラストを軸としたビジュアルを設計しました。また、同ブランドのデカフェシリーズ「mamma coffee」についても、同じブランドの世界観の中で自然につながることを意識。花をモチーフにしたイラストを採用し、穏やかな時間を感じられるデザインへ展開しています。
Design
デザイン
パッケージは、イラストを主役としたシンプルな構成とし、ブレンドごとの個性を直感的に伝えられるデザインを目指しました。「あおば」「ひなた」「つむぎ」それぞれの世界観をラフなタッチで描くことで、肩の力を抜いて楽しめるTOBERAらしいブランドイメージを表現しています。 また、印刷時の再現性も考慮し、安定した品質が得られるよう、ベタ面を活かしたフラットなビジュアルを採用。シンプルな表現だからこそ、イラストや色彩が引き立ち、長く愛されるパッケージデザインを目指しました。
ブランドの思想を商品一つひとつへ丁寧に落とし込むことで、コーヒーを淹れる時間そのものが、日々の暮らしに寄り添うブランド体験となることを目指しています。
Credit
Client:TOBERA Design:Myu Aoki(COYOTE)
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