Background

背景

DOCKET STOREオリジナルタイマーのデザインプロジェクト。本プロジェクトは、店主が料理で使うタイマーから着想を得て、DOCKET STOREらしいオリジナルタイマーを試作したいという相談からスタートしました。
目指したのは、もやもやとした頭の中を切り払い、集中するための時間を確保する道具としてのタイマー。既存のタイマーをカスタマイズするかたちで、プロトタイプ制作における盤面デザインを担当しました。

Concept

コンセプト

コンセプトは「静寂の確保」、集中のための静けさをつくることを提案。タイマーは時間を知らせる道具である一方、作業中は常に視界の近くに置かれる存在でもあります。そのため、必要以上に主張するのではなく、空間や思考を邪魔しない佇まいが適切だと考えました。
頭の中にあるノイズを少しずつ遠ざけ、目の前の作業に意識を戻していく。そんな集中の入口となるプロダクトを目指しています。

DOCKET STORE_オリジナルタイマー

Design

デザイン

盤面は、モノクロとグラデーション、控えめな数字のみで構成した、極めてシンプルなデザインに。まるで宇宙の中にぽつんと存在するようなーーがらんどうとした静けさをミニマルに表現しています。情報量を抑えることで、視覚的なノイズを減らし、タイマーとしての機能を保ちながらも、空間に静かに馴染む佇まいを計画しました。
主張の強いグラフィックではなく、場所を選ばず使える静かなビジュアルにすることで、デスク、店舗、自宅など、さまざまな環境に自然と置ける存在になることを期待しています。

DOCKET STORE_オリジナルタイマー

Credit

Client:DOCKET STORE
Produce:DOCKET STORE
Design:Junki Takizawa(COYOTE)

Background

背景

文具や雑貨、ワークツールなどを独自の視点で選定・販売している大阪のセレクトショップ「DOCKET STORE」。日々の仕事や暮らしの中で使われる道具に対して、機能性だけでなく、佇まいや背景にある思想まで含めて提案するショップです。
本プロジェクトは、そんなDOCKET STOREが、「もし会社のオフィスに文具を提供するサプライヤーだったら……?!」という想像(妄想)から生まれた架空の企業「DOCKET Office Supply」のアイデンティティ制作プロジェクトです。
DOCKET STOREの中に生まれる一つのレーベルのような存在として捉え、オフィスサプライという新たな領域へ世界観を拡張するためのアイデンティティを検討しました。

DOCKET Office Supply_ロゴ

Concept

コンセプト

DOCKET STOREから独立しすぎず、あくまでDOCKETに従属するオフィスサプライレーベルとして成立するアイデンティティを目指しました。
DOCKET STOREが持つインダストリアルで実用的な空気感を継承しながら、オフィスに文具を提供するサプライヤーとしての機能性や信頼感を表現すること。そのため、強い個性を新たに加えるのではなく、DOCKETの世界観の中に自然に収まりながら、「DOCKETの中のOffice Supply」であることが直感的に伝わることを考えました。

Design

デザイン

タイプフェイスは、Frutigerをベースに計画。DOCKETが持つDINライクでインダストリアルな雰囲気に馴染みながらも、オフィスサプライとして必要な可読性や視認性を確保することを重視しています。
また、DOCKETとOffice Supplyの関係性が視覚的に伝わるよう、ウェイト差によって主従関係と強弱を明確化。ひと目でDOCKET STOREに属するレーベルであることが理解できる構成を目指しました。
展開先の印刷規定上、限られたスペースの中で文字を詰める必要があったため、可読性の高いFrutigerを用いながら、ギリギリまで詰めても判読できる“一つの塊”になるよう設計しました。
架空のブランドでありながら、実際に運用されるレーベルのようなリアリティを持たせることで、DOCKET STOREの世界観を拡張するアイデンティティになることを期待しています。

Credit

Client:DOCKET STORE
Produce:DOCKET STORE
Design:Junki Takizawa(COYOTE)