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トータルデザイン
KIDS DESIGN AWARD 2021 / 2022|感覚的な「ぬくもり」と「未来」を、視覚的にデザインする
2024.01.15
Client
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
Output
  • KV
  • パンフレット
  • ウェブ
Launch
Mar.2022
Budget
🤫ask
「子どもの視点で、未来をつくる。」をミッションに掲げ、次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達につながる社会環境の創出に取り組むNPO法人キッズデザイン協議会が毎年行なっている「KIDS DESIGN AWARD」。2021年と2022年のキービジュアル、ウェブサイト制作を担当し、SNSで使用される画像やパンフレットなども手掛けました。

Background
KIDS DESIGN AWARD(キッズデザイン賞)は子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む製品・サービス・空間・活動・研究を対象として、
「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」
「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」
「子どもを産み育てやすい社会をつくる」
という、3つの目的を満たす優れた作品を顕彰するものです。

近年、子どもの存在こそが「未来」そのものであることが改めて重要視され、子どもの権利や存在を守る社会のあり方が注目されています。

15年以上前から、「子どもの視点」を大切にして活動してきたKIDS デザイン協議会。KIDS DESIGN AWARDなどの活動を通して発してきた3つのデザインミッションやメッセージ。
今回COYOTEでは、KIDS DESIGN AWARDを通してそのメッセージをより分かりやすく、より多くの方々に届け、賛同していただけるよう、感覚的な部分からも興味を惹くデザインを提案しました。

Concept
ディレクターと共に「どんな未来が見えていますか?」というコピーを導き、グラフィックでは「子どもと大人が一緒に見る未来」を表現しました。
その未来は、大人の視点だけで作り上げられた世界ではなく、子どもの視点から見える世界に大人が一歩踏み出すことで始まる世界です。最初は、夢や空想かもしれません。しかし子どもと大人が手をとりあい、その夢や空想がつながることで、物語となり未来を作っていきます。
COYOTEでは、今回のプロジェクトを2021年・2022年と続けて担当し、夢がつながり、未来へ発展していく物語をグラフィックでえがくことができました。

また、KIDS DESIGN AWARDは沢山の方々が関わるイベントでもあるため、複雑になりがちな活動趣旨や組織の社会的な役割を、一般の方にも身近に感じていただけるデザインにこだわりました。
デザインやグラフィックには、言葉にすると「難しい」と感じてしまうメッセージを、感覚的な「なんかいいな」という興味へ変換させるチカラがあります。
この取り組みでも、お互いが手をとりあう「ぬくもり」を感覚的に伝えることが、多くの方々の興味となり、子どもの視点でつくる「未来」へつながることを祈りながら進めていきました。

Key Visual
キッズデザイン協議会のシンボルマークでもある「緑の円」との統一感を残しながら、子どもの視線の先に大人も気づき、よりよい「未来」へ一緒に向かう世界をイメージしました。
大胆な構図であえて抽象度を上げることで、「未来」というコンセプトを表現しています。
2021年から2022年へは、物語を発展させました。バラバラだった子どもと大人の視線の先が重なり、一緒に飛んでいく空想の世界。子どもと大人が一緒に見る未来の表現として、より深みのある仕掛けとなっています。

 

KIDS DESIGN AWARD
キッズデザイン協議会

Credit
Client:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
Director:301 inc. Shogo Otani
Design:COYOTE Yurika Omoto

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