Background
背景
株式会社Aperioが展開する、新感覚のドレッシング「EMMA’S Cocktail Dressing」のパッケージデザインを担当しました。
「日常にカンパイを。」をコンセプトに、お酒を飲む人にも、飲まない人にも、食事の時間を自由に楽しんでほしいという想いから生まれたプロダクトです。
サラダにかけるだけでなく、食材との組み合わせや使い方次第で、さまざまな楽しみ方が広がることも商品の特徴です。一般的な調味料としてではなく、日常の食卓に少しの高揚感をもたらし、すべての人を応援するアイテムとしての立ち位置が求められました。
Concept
コンセプト
コンセプトは、商品との出会いから味わう瞬間までを、ひとつのカクテル体験として設計すること。「カクテル」という名称から想起されるイメージ、見た目、香り、そして食材と組み合わせたときの味わいまで、聴覚、視覚、嗅覚、味覚へと連続する体験を通して、商品の魅力を最大化することを目指しました。
そこで、ガラス素材の容器との相性の良さから、カクテルグラスを象徴的なモチーフとして採用。食卓に置いたときの佇まいだけでなく、手に取る前から使い方や味わいへの想像が膨らむ、カクテルライクなビジュアルコミュニケーションを構想しました。

Design
デザイン
ガラス瓶の商品では、パッケージの正面にカクテルグラスをかたどった切り欠きを設け、その奥から瓶そのものが見える構造としました。パッケージとガラス瓶を別々の要素として扱うのではなく、両者を組み合わせることでひとつのカクテルグラスが完成する設計とし、商品の形状を生かした印象的な佇まいをつくっています。
グラスのシルエットを通して、一般的なドレッシングとは異なる楽しさや華やかさを伝えるとともに、食卓に置かれた際にも、乾杯の時間を想起させるデザインを目指しました。
一方、パウチタイプは、より気軽に手に取りやすいエントリー向けのプロダクトとして位置づけています。変則的な加工や過度な装飾は用いず、商品の価格帯や用途にふさわしい、シンプルなラベルデザインを採用しました。
日常使いの親しみやすさを保ちながらも、他の商品とは重なりにくい個性を持たせることで、自宅用だけでなく、ささやかな手土産としても選びやすいデザインに仕上げています。

Credit
Client:APERIO INC.
Design:Myu Aoki(COYOTE)