Background
背景
ホテルやレストラン、商業施設などの企画・設計・運営を国内外で手がけるUDS株式会社が運営する「ホテル エディット 横濱」。その1階にある飲食スペースのリブランディングプロジェクトです。
場所柄から、ランチタイムは多くの人に利用されていましたが、それに比べてモーニングタイムは利用率が低い状態にありました。
ホテル利用者だけでなく、地域の人々にも選ばれる飲食店へと生まれ変わるため、既存の飲食スペースを新たなブランドとして再構築することになりました。
ブランド名も新たに「NOUMU」と命名。ロゴやWebサイト、ショップツールまで一貫したブランド体験を設計しました。

Concept
コンセプト
ブランド名の由来は、「濃霧(のうむ)」。
朝、霧の中でぼんやりと目を覚まし、一杯のスープを口にすることで少しずつ身体も意識も目覚めていく——そんな朝(朝靄)の感覚をブランドコンセプトとして設計しました。
料理の主役となるスープを軸に、食事をすること自体を「目覚めの体験」として捉え、ブランド全体へと展開しています。




Design
デザイン
ブランドロゴは、スープ皿を真上から見たシルエットをモチーフにデザインしました。ブランド名の「O」は器を象徴する円形として設計し、スープというブランドの象徴的な存在をシンプルな形で表現しています。
ロゴだけではなく、パンフレットなどのツールにも「霧が晴れていく体験」というコンセプトを反映。メニューでは、スモーキーなグレーから始まり、ページをめくるごとに明るい写真が現れる構成とすることで、朝の目覚めを一冊の中で体験できるデザインとしました。
また、Webサイトではスクロールに合わせて写真のぼかしが徐々に晴れていく演出を採用し、ブランドコンセプトをデジタル上でも体感できる設計としています。
ロゴやグラフィックを制作するだけではなく、訪れる前から食事を終えるまで、「目覚め」という一つの体験を一貫してデザインしたプロジェクトです。






Credit
Client:UDS株式会社(ホテル エディット 横濱)
Produce & Direction:Junpei Mizobata(VOID INC.)
Art Direction & Design:Yurika Omoto(COYOTE)
Copy Writing:Yuka Akashi
Photographer:Eichi Tano
Food Direction:Asaka Nishimura